--------------------
2023年10月 肝転移ありの大腸がんステージⅣと診断
2023年11月 抗がん剤治療(XELOX療法)開始
(現在16サイクル目)
2024年1月 腸閉塞回避のためストーマ設置
2024年3月 XELOXに加えアバスチン投与開始
2024年夏 北米から日本に帰国。それに伴い転院
2024年9月 頭蓋骨転移発覚
今のところとても元気に、ほぼ以前通りの日常を送っています。
--------------------
7月下旬あたりから少し頭痛を感じていたのだが、治療中の歯の痛みが酷くなっているのだと思っていた。でも、歯科医に相談すると、治療はもう終わりで、頭痛がするのなら噛み合わせが悪いからではと、マウスピースを作ってもらった。しかし治らない。
そうしているうちに、額の右上の方にコブが出来てきた。7月上旬に、電車の中で男性の腕が頭に当たったことがあり(かなり強く当たったので、ひたすら謝られた)、それが今更、コブと痛みを引き起こしているのか。
そんな訳ないかと思い、念の為J先生に相談をしたが、あまり心配は要らないと思うが、急激に大きくなったりしたら相談して、と、特に問題視されなかった。
しかしコブはどんどん大きくなる。
歯の治療は終わっていたがホワイトニングのために歯科医に行ったので、歯科医にまた相談。早速レントゲンを撮ってチェックしてくださり、これは位置的に噛み合わせの歯痛が原因ではない、F病院の先生に診ていただいた方がいいと言われ(歯の治療を開始する際に、すでにがんの話はしてあり、J先生とも連絡を取ってもらっていたのだ)、J先生宛の手紙も書いてくださった。
早速J先生に電話したら、9月5日にCT、9月11日にMRIの予約を取ってくださった。MRIを撮った後、J先生とミーティング。
家に帰ってから調べて分かったが、私の状態で大腸がんが頭蓋骨転移する可能性は0.3%とのこと。J先生が最初取り合ってくれなかったのもうなづける。
そして、0.3%の確率に引っかかるのだったら、10%か5%か3%か知らないが、私の5年生存率なんて軽く引っかかるのでは、という謎のポジティブ思考も浮かんできた。長男も同じことを言った。
しかし、直接的に命に関わる転移ではないとは言えこの段階で骨転移が見られたということは、他の場所への転移も気をつけなければいけないという。
放射線科は予約が詰まっていたそうだが、なんとか9月26日から治療開始できるとのことだった。間に土日を挟んで、実質5日間。
そして、MRIの結果、脳への転移はないことが分かった。ヤッタ!
余談
噛み合わせが悪いのは歯がない部分がある影響だという。なぜ無いのかと言うと、アメリカに居た10ン年間で、やたらと「ああ、もうこの歯はだめですねえ」と言われ4本も抜かれたから。本当はあと1本抜かなければいけないと言われていたのだが、その時点で帰国。
帰国後、日本で以前通っていた歯科医に診てもらったら、一つ治療するだけでOK、抜く必要がある歯はない、と言われた。
アメリカで周りに居た日本人は、日本に一時帰国の際に歯医者に行くと言っていたが、それは医療費の問題だけではなかった。丁寧さや歯の維持に関する考え方が全く違うのだ。
私もそうしたかったが、一時帰国まで待てない痛みだったり、一時帰国の期間だけでは治療が終わらなかったりで、歯科検診だけしてもらっていた。それでも最近の一時帰国の際の日本では「虫歯はないですよ〜」と言われていたのだ。
♫ おまけの写真コーナー ♫
アメリカでは家の中からもしょっちゅうリスが見られた。これはベランダに来ていたリス。食べているのは、夫が植えたばかりの植物の種。可愛いからそのまましばらく眺めていたのは、夫には内緒。
(日本での写真は載せづらいものが多いので、アメリカのもので失礼します。)