--------------------
2023年10月末、肝臓へ転移ありの大腸がんステージⅣと診断される。
2023年11月6日から抗がん剤治療(XELOX療法)開始。
(現在9サイクル目)
2024年1月、腸閉塞回避のためストーマ(人工肛門)に。
2024年3月5日から、XELOXに加えアバスチン投与開始。
今のところとても元気に、ほぼ以前通りの日常を送っています。
--------------------
3月26日のキモセラピーの際に行った血液検査と、翌27日に撮ったCTスキャンの結果について、29日に腫瘍科主治医のDr. Aとミーティング。
腫瘍マーカーの値が、アバスチン投与前の35からこの3週間で20になっている、これはとても良い結果です、この調子で頑張って!と励まされた。やった!
しかしCTスキャンの結果としては、肝臓の腫瘍はほとんど小さくなっていなかったとのことで、このまま治療を続けましょうという話に終始。このまま行ったらいつか手術に持ち込めるかも、という話にはならなかった。まあ、確かにまだその話は早かったかもしれないが。
大きい腫瘍2つの計測結果が出ていたけど、どちらも1割以上小さくなっていた。それくらいだと「小さくなっている」とは言わないのか。
しかも以前、ドクターAは、数値が下がるのと腫瘍が小さくなるのにはタイムラグがあるから、数値が下がっていれば心配しなくて良いと言っていたのに。
まあいいや。姉が言っていた。「奇跡は必然。引き寄せるもの。」奇跡は私が引き寄せるぞ。
それにしても、手術に持ち込める可能性が、例えばとても低くて5%しかないとしても、「ほぼ無理ですよ、奇跡でも起こらないかぎり。だからずっと治療を続けることになります。」と言うのと「手術に持ち込める可能性は5%くらいだけど、ゼロではないんです。このまま頑張って奇跡を起こしましょう!」と言うのと、ドクターにとって何の違いがあるというのだろう。「病は気から」と言うのに。
しかしやはりドクターの言葉に落ち込むことはほとんど無い。「私の体を知らないくせに」くらいに思っているし、どこかで当然のように自分は長生きすると思い込んでいるフシがある(自分のことだけど)。
改めて、普通に毎日楽しんで生きようと思った。病気が発覚する前と私はほぼ何も変わっていないし、更に、がんは小さくなっているのだから。
4月2日、3度目のアバスチン投与。
その日は怠くて食欲もなく、頑張っても食べられない。それほどなのはちょっと珍しい。「明日は引越の見積もりの人が来るし、買い物にも行かなければ。金曜日は次男のガールフレンドちゃんが夕食に来るし、早く元気にならなきゃ!」と焦っていたら、翌朝から食欲回復。全く心配の必要はなかった。病は気から。
この調子で頑張るぞ。
余談①
次男のガールフレンドちゃん(アメリカ人)は、手作りスイーツを持ってしょっちゅう遊びに来てくれるし、長男のガールフレンドちゃん(日本人)に至っては、日本からアメリカに遊びに来てくれたほど、どちらも私や夫に積極的に会いたがってくれる。今どきの若者の傾向なのか分からないけど、素敵な若い人と知り合えて、とても嬉しい。でも私の若い時は、相手の親に会いたいなんて思ったことなかったなあ。
余談②
カペシタビン、オキサリプラチン、アバスチンの副作用を、きちんとまとめようとずっと思っているのだが、その時によって出方がコロコロ変わるのでまとめようがない。ちょっと前まで手のひらと足の裏の痺れが強すぎて、長めの散歩はもう無理だと思っていたら、今はほとんど痛みが消え、散歩も全く平気。くすぐったいだけ。そばかすもかなり薄くなっている。最近新たに感じたのは、目やにが増えたことと、唇の血色が悪くなったので口紅を塗らないと顔色が悪く見えること、味が薄く感じるという味覚障害。
あと、腕や足が乾燥して小じわが寄り出したが、これは、認めたくないけど、多分、老化。。。
毎回キモセラピーの度に書く、副作用の状況を伝えるシート。
想定される副作用24個のうち、2個(手足のしびれと肌荒れ等)しか当てはまらないことが多い。
(「歩行困難」の項を、なぜかつけ忘れている。)



