2024年3月5日、従来のXELOX療法 -- カペシタビン(Capecitabine/ゼローダ Xeloda)とオキサリプラチン(Oxaliplatin) -- に加え、アバスチン(Avastin/ベバシズマブ Bevacizumab)の投与が始まった。

 

8:30 マグネシウム投与開始
9:20 カルシウム投与開始、フラッシング
10:17 アバスチン投与開始
11:45 オキサリプラチン投与開始
16:00 カルシウム投与、マグネシウム投与、フラッシング
17:25 終了


薬が増えたにも関わらず、思ったよりスムーズに進み、そこまで遅くならなかった。

今回は点滴の針が入っている箇所はほとんど痛くない。やはり打つ場所?もしくはナースの腕によるのだろう(毎回同じナースだけど)。午後少しずつ痛くなって痺れてきたが、それでも前回の比ではない。

その日はその後も、点滴の針のための左腕の痛みと、手のひらの痛みくらい。着圧靴下を履いていったおかげか、足の裏の痛みは大したことなかった。吐き気もなく、食欲あり。

 

 

 

ブログに書いていないけれど、治療の合間には普通に旅行に行ったり、友人と会って食事したり、街に出ていろいろ探索したりしている。有り難いことにわりと余裕があって、普通の生活を続けられている。

 

 

●アバスチンの副作用かと思われるもの

 

①早起き

キモセラピーの前に出される薬の中に眠くなるものも入っているので、いつもわりと寝すぎてしまい、翌朝早く目が覚めることは多いのだが、アバスチン投与日はなかなか寝付かれなかったにもかかわらず、朝の3時頃に起きてから眠れなくなってしまい、4時半頃、諦めて起き上がって朝食を摂った。

アバスチンは血圧を上げる副作用があると聞いていたので、そのせいかもしれない。でも早起きって気持ちいい。いろいろなことが効率よく片付いて行く気がする。


②手のひら足の裏が真っ赤に

両手両足共にしもやけみたいに熱を持っていると思っていたら、足の裏の皮が剥け始めた。かゆいのもあり、水虫みたい。これも初めての現象なので、アバスチンの影響か。クリームを塗って靴下を履いて、掻くのを我慢(靴下の上から押すことで凌ぐ)。冷たいものに敏感になる時期を越したら、保冷剤で足の裏を冷やすと効果的だった。

 

③顔が赤くなる

ちょっとお酒を飲んだみたいに、時々、頬と鼻のあたりが赤くなる。ちょっとゴキゲンに見える。

 

④鼻血

鼻をかむと時々血が交じるように。鼻血なんて何十年ぶりだろう。かまないのに垂れてきたのは一度だけなので、特に困らない。

 

メガネは想定していても、鼻ティッシュは想定していないらしい。

 

 

因みにオキサリプラチン投与は三週間毎だが、アバスチン投与は二週間毎。その分、通院回数が増えた。

キモセラピーへは自分で車を運転して行ってはいけないと言われているので、平日に家族に送り迎えを頼むしかなく、負担が増えて申し訳ない。

 

 

 

♫  おまけの写真コーナー  ♫

田舎町に旅行に行った時に見つけた売家。

こんなところに住んでみたい、と家の中を覗き込みながらうっとりしたが、家の周りには何もない本当の田舎だったので、ちょっと現実的ではなかった。