ストーマの手術の後から思っていたが、下半身の形がかなり変わってきている。

当然かも知れないがお腹周りがかなり太くなって、ほう、まあお腹の中をいろいろいじったのだから当然だろう、普通の生活を続けたら戻るのかなと思っていた。

そうしたら今回の3泊4日の入院で、結局痛み止めの処置しかしていないにも関わらず、腰から下、足先まで、すごく浮腫んでいる。

 

病院ではそこまで気づかなかったが、たしかにナースは浮腫みをチェックしていたし、カリウム(アメリカでは「ポタジウム」)を処方してくれた。

体重を測ってみたら、普段より6kgほども多い。こんな体重、妊娠時以来。入院時はほとんど点滴だったので、ほとんどが浮腫みだ。家でもカリウムを飲んで、動いて、マッサージして、解消していかなければ。自分の足が、今まで見たこともない形(更に言うと「病人の足」)になってしまったことがショックだった。

 

ここで涙がひと粒。

 

でも、何かショックなことがあっても、いつもだいたい涙ひと粒かふた粒流すと気が済む。

がんが分かった時も、その後も、そういう意味で大泣きしたことは一度もない。

 

ネットでいろいろ調べると、良い情報としては、リンパ浮腫であるとした場合は治らないかもしれないが自宅でのケアで改善はされる、ということ。放って置いたら固くなって指で押しても凹まなくなるから、早くから始めればいいという。

方法はリンパマッサージと着圧靴下。アマゾンで靴下を見つけ、マッサージを片足40分ずつほどした。

 

 

 

 

その後も毎日、二度三度と足のリンパマッサージをした。寝る前はずっとベッドの上で壁に足を預けて上げた状態にしたし、寝ている間は(意識がある時は)クッションを2つ重ねた上に足を載せていた。パソコンに向かう時は椅子の上であぐらをかくようにしたら、毎日1kg以上ずつほど減っていき、5日間で元の体重に戻った。リンパマッサージ素晴らしい!

 

まあ、そもそも1週間で6kg分も浮腫んだということが異常なのだろうが、とにかく体が元に戻ってきたのが嬉しい。体に肉を付けるべく、沢山食べてもいたので、抜けた水分は6kgどころではないのだろう。
 

 

♫  おまけの写真コーナー  ♫

メキシコに陸路で行った時の写真

(左)こっちに行ったらメキシコにしか行けませんよ、という標識。

(右)徒歩でアメリカに入るにはこちらですよ、という標識。