真実の愛
川畑成実(杏)の罪を守ろうとして、本当の親と育ての親が、必死に庇う。罪の内容が殺人であっても。そこにたまたま居合わせた宿泊客、小学生の柄崎恭平(山崎光)。恭平は疑問に思いつつも、旅館の人の言うとおりに動く。科学は正義にも悪意にも使えてしまう。真実がわかる時、恭平は何を思うのか…。
利用する側と、利用される側
みんなから愛される成美。その愛にあらがいつつも、自分のしたことに恐怖し、愛を受け入れてしまう。みんなが庇ってくれるなら、そりゃそこに身を委ねてしまうよな。それが居心地いいもの。殺人をしてしまって、10年以上も嘘をつき続けるなんてこと私にはできない。
無知ほど怖いものはない。どんなことでも無知であることは、誰かの利益のために利用される。利用されていることにも、気づくことはない。気づいた時には、手遅れであることは多い。小学生は世の中、知らないことだらけだ。それを利用する大人は、何を考えているのか。自身の利益のためなら、何をしても良いわけがない。
時間との付き合い方
時間が経過するにつれ、人間の思いや考えは変化していく。今はよくても、後に考えを改め、修正していく。日々の私もそうでだ。毎日、修正の連続。これが正しい!と思う日はない。しかし、常に動き続けていれば、正しいところに近づけていけると、私は思っている。だから、私は動きを止めることはない。動いていこう。

