抜け毛が減少して髪が太くなった、還暦で頭皮はふさふさ!地元の水と米、米麹のみを使った甘酒 | 原因と解決方法

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どんな些細な悩みにも原因と解決方法があるものです。そんな悩みの種になっている原因と解決方法を調べています。
不眠、便秘、頭痛などの日常的に起こる症状についてです。

髪のボリュームから60歳に見られない

私はこれまで、「50代なのに30代に見える医師」として自分なりにがんばってきました。しかし、ついに還暦を迎えました。しかし、老化するどころか、体調は非常に良好で、元気はつらつです。

髪もフサフサで、60代には見られない自信があります。こんな私ですが、以前は頭髪のことで悩んでいました。フケ症で、地肌が常にかゆく、赤く炎症を起こしていたので、ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)を塗って対処していたのです。

 

40代のときは抜け毛や薄毛にも悩み、いろいろ試しましたが、症状は改善しませんでした。しかしあるとき、「洗いすぎ」がよくないと気づき、ぬるま湯で洗髪して水のシャワーを浴びるようにしたら、頭髪の状態がみるみるよくなったのです。それに加えて最近、育毛効果を実感しているのが、私がここ半年ほど継続して飲んでいる添加物一切不使用 の「甘酒」です。

これは、米とこうじ菌から作った甘酒です。腸内環境をいい状態に保つことが、ガン予防やアンチエイジングに有効という点から私は常に、腸の健康を意識しています。

 

良好な腸内環境のためには、腸内の善玉菌を優勢に保つ必要があり、それには、発酵食品の摂取が欠かせません。納豆やヨーグルトなどを、積極的にとるようにしています。

 

甘酒は、「飲む点滴」といわれるほど栄養価の高い発酵食品ですから、当然私も注目してきました。ただ、1つだけ懸念がありました。甘酒は、糖分の塊なのです。甘酒の甘みは、こうじ菌が増殖するときにできるアミラーゼという酵素が、米のでんぷんをブドウ糖に変えることで生じます。

 

甘酒の主成分は、ブドウ糖です。過剰に摂取したブドウ糖は、体内でたんばく質や脂肪と結びつき、糖化産物を生成します。体内の糖化産物は、皮膚の老化をはじめ、動脈硬化や糖尿病、認知症、ガンなど、あらゆる病気の元になるのです。

頭頂部や生え際の髪がしっかり生えてきた!

そこで私は、甘酒にほかの菌を加え、さらに発酵させることで、ブドウ糖を分解すればいいのではないかと考えました。甘酒にヨーグルトを入れると、乳酸菌の作用でブドウ糖から乳酸が生成され、甘酒ヨーグルトができます。

 

甘酒に入れるヨーグルトに、ビフィズス菌が多ければ、乳酸のほかに酢酸ができ、ヨーグルト風味の甘酒になります。また、甘酒にイースト菌を入れると、ブドウ糖がエチルアルコールと二酸化炭素に分解されます。

 

つまり、微炭酸のアルコール飲料になるのです。私はこうして作った発酵飲料を週1回飲むようにしていました。うまく発酵できれば糖質は分解されるので、糖を過剰摂取する心配はありません。

 

菌の作用で腸内環境を整え、健康づくりに大きく寄与します。また、栄養面からいえば、各種のミネラルやアミノ酸に加え、米こうじ由来のビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は、代謝を促進し、皮膚や粘膜を健やかに保ちます。なかでも、ビタミン7とも呼ばれるビオチンは、育毛や発毛に働きかけ、髪を豊かにしてくれるのです。

 

こうして腸内改善を意識すると内環境が改善され、翌日から変化を感じるでしょう。髪に関しては、1ヶ月ほどで変化に気づき、2~3ヶ月で効果を実感できると思います。私の場合は、最近増えてきていた抜け毛が減り、髪にコシが出てきました。1本1本が太くなり、頭頂部や生え際の髪もしっかり生えてきて、よりフサフサになったのです。

 

もちろん便通もさらによくなり、便臭がなくなりました。

甘酒で頭頂部の髪がボリュームアップさらに2日で3kg減量