今日は記事を二本書きます。
なぜかというと、あの日が近づいているからです!
そうです、この時期の風物詩。
キムジャン(キムチ漬け)の日!
昔は食料が貴重だったため、
厳しい冬をしのぐための食糧備蓄の一環として
村全体でキムチを漬けてたそうです。
今はどちらかというと
家族や親族で漬ける風習に変わっていて、
これが家庭の不和につながることがあります。
私の実家はキムチを父方の親戚と漬けます。
場所は父方の祖母の家。
母はなんと20数年間
工場キムチの
数十キロのキムチを親戚と漬けてきました。
*ちなみに工場キムチとは
まるで工場で大量のキムチを漬けるが如く、
家庭でたくさんのキムチを漬ける
!
の比喩表現です。
そんな母ももう60近くになり、
昔のような対応が出来なくなっています。
実際に母は手首をやられている状況。
なので、先日、父にその旨を言った上、
今年はキムチ漬けにいけないと、
言った途端、
父は怒り出して
「あなたは20数年間何をした?」
とぶっきらぼうに言い放ったそうです。
父は元々酒癖が悪く、酒が入ってしまったら。
よくトラブルを起こしたりして、
その尻拭いを母がしてきました。
その苦労をよーく知っている私としては
この時ばかりは中立にはいられないと、
母の味方についています。
ちなみに韓国ではキムチ離れが進んでいます。
韓国でのキムチ消費量は年々、減少中。
下記の記事によると
2000年韓国人一人当たり年間キムチ消費量:73キロ
↓ 50%🔽
2020年にはその半分の32キロまで減少。
実家の家族も父を除くとキムチは日ごろ食べません。
かくいう父もキムチをそれほど食べなくて、
毎年キムチを新しく漬ける時には
前年のキムチがまだ残っていて捨てるか、
工夫をして料理にするか。
毎年、
私の方から父には実家のキムチ消費量に合わせて
減らすべしと強く主張するも。。
父は「俺が全部食べる」の一点張りで
全くと言って言いほど聞く耳を持ってくれない。
父は田舎の農夫の長男に生まれていて、
「昔ながら、昔ならでは」のようなものが大好きです。
もう少し理性的に話せる相手だったら良いのになーと
つくづく思いますし、キムチ漬け文化も柔軟に変えていきたいです。