りっちゃんの事 | 下関のセンターの犬猫レスキュー活動をしている 『ディ・アンク』のブログ

下関のセンターの犬猫レスキュー活動をしている 『ディ・アンク』のブログ

センターに収容された犬猫を助ける下関のセンターの譲渡制度登録団体です。市民相談や保護依頼は受け付けていません。https://www.facebook.com/diankshimonoseki/ 
寄付受付先◎山口銀行 新下関駅前支店  普通預金 5118198 動物愛護ボランティア団体 ディ・アンク

 

2020年6月8日、下関市菊川町のお寺の前の藪で背骨骨折した状態で遺棄されているところを通りかかった男性が鳴き声で気づき、警察に通報しましたが、何もしてくれなかったため、私に通報が入りました。

とても背骨骨折した犬が自力で行けるような場所ではなかったので遺棄だと確信しています。ダイソーの100円の真新しい首輪がついていました。すべて警察とセンターに通報しましたが飼い主が名乗り出ることはなかったです。

翌日に病院に連れて行きましたが、専門医でなければできることがなかったです。その後、県外の専門医にてMRI、入院、手術を受け、なんとか歩けるまでに回復しました。

昨年までは元気に我が家で過ごしていましたが、昨年暮れ位から調子が悪くなり、世話していた夫がりっちゃんのお世話で疲労困憊、腰の筋肉を傷めてしまい、りっちゃんのお世話を4月に福岡の個人ボラさんに依頼しました。献身的に介護をしていただきましたが、腫瘍マーカーが高く、その数か月前から痩せていたこともあり、おそらく癌が進行していたのだと思います。診察も受けていましたが全身麻酔での検査や手術にもう耐えられる状態ではなく、看取りとしてケアをしていました。

2023年5月28日、朝から水も飲まなくなりお昼に吠えた後、眠るように息を引き取りました。保護して3年弱よく頑張ってここまで生きてくれたと思います。りっちゃんのためにご支援いただいた皆様、そしてお散歩ボラをしてくれた有志たち、最期に看取りボランティアを引き受けてくれた福岡のせなさん、本当にありがとうございました。立はしあわせだったと信じたいです。