善之介レスキューの記録 | 下関のセンターの犬猫レスキュー活動をしている 『ディ・アンク』のブログ

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じんちゃんは、5月?6月あたりから同じ通りで見かけるようになりました。

毛が濡れたような汚れた姿で、住宅地の人々の通り抜けの道で、いつもトボトボ歩いてて、通り抜ける車を誰が運転しているのか、背伸びするように確認してる姿を見て

遺棄された?と直感しました。
たぶん、飼い主さんの車を探していたのでしょう。

そのうち、あるアパートの土間にいつも座っている姿を見るようになり、その前の部屋は空き部屋になってました。

もしかして、この部屋で飼われていた猫?
引っ越し時に外に出され置き去りにされた?

同じアパートの住人に確認したところ、1ヶ月?位前から突然、ここにいつもいるようになったと。

野良猫とは明らかに違いました。
その場を離れない猫は、そこで飼い主さんが帰って来るのをずっと待っている猫です。

私は過去、そういう猫を2匹、アメリカと日本で保護しているから判ります。

住人達が通り抜けで利用する比較的車通りの激しい道でした。しかも、走り抜ける車を確認していたから危ないと感じました。

しかし、当時の私は保護が次々に続き限界超えてました。だから直ぐに保護出来なかったです。

それでネットで呼びかけました。しばらくして、引き継ぎ先が決まりました。しかしそれでも活動が立て込みなかなか保護出来なかったです。

やっと引き継ぎ日が決まり、それまでの一時保護先も出来たから、保護しようとしました。

朝、元気に立ってました。

しかし、昼過ぎには横になってました。
その後も同じ場所で横になってました。
そばに置いた餌も食べてないから、おかしいなと思いました。

いつも一緒にいた白猫も、離れた場所から心配そうに見守ってました。

かなりおかしいと感じ、仲間を呼び、捕獲に動きました。

予定では翌朝捕獲して、病院連れて行き、ノミダニ駆除とつめ切り、ウィルス検査して、その日の午後に引き継ぎ先の鹿児島に飛ぶ予定でした。

しかし、捕獲して判りました。骨折して動けなくなっていました。

不思議なのは、両後ろ足二本骨折した状態で、いつものアパート土間にいた事です。どこでどうして骨折して、どうやってそこに戻ったのか?

しかも、私が捕獲予定の前日に‼️

もし、骨折してなければ、空輸してました。
引き継ぎ先で去勢してもらう予定でした。

そしたらそのどちらかで死んでいたかもしれない状態だと、骨折したから判りました。

骨折が彼の運命を大きく変えました。

その後の事は投稿した通りです。

8月16日に保護して、対処療法で治療して、今日9月17日にお空に旅立ちました。ちょうど1ヶ月です。

5月か6月から見かけるようになってたので、もっと早く保護していればとか、いろいろ悔いてますが、限界超えて保護してたので、どうしようもなかったです。

ごめんなさい‼️

あのタイミングであの状態でなければ、私の手元には居なかった事でしょう。

それが良かったのか、悪かったのかは判りません。

しかし、最期の夜、じんちゃんを撫でている時に、彼はしっぽを振ってくれました。気持ちよさそうにしてくれました。

本当に可愛い愛しい子でした。
映像に残してないですが、最期の夜は抱っこしてしばし過ごしました。なんとなく予感はあったから、一緒にペットに寝たいと思いましたが、はっちゃんも来るから止めました。

それでも一緒に寝れば良かった‼️と悔いてます。

バイバイ、じんのすけ‼️
お空でまた逢えると思います。

悲しい…