子猫、幼猫を助け始めると、必ず起きる現象が
「子猫拾ったのですが、ひきとっていただけますか?」
「保護団体だときいたのですが、子猫いたので保護していただけますか?」という引き取り依頼の連鎖。
そして言われることが必ず
「ペット不可物件なんで」「家族がアレルギーで」「犬がいるんで」「猫すでにいるんで」などなど。
「申し訳ないですが、こちらも限界があり、センターに収容されて処分される命を助けている活動しているので」
とお断わりすると
「じゃぁ、センターに連れて行けばいいですか?」
センターに連れて行っても、必ず私たちが助けられるわけではありません。さらに、子猫が収容されたことをセンターが連絡してくるわけではありません。こちらから訊かなければ収容されているかどうかはわかりません。日々、それを確認できているわけではありません。なので、処分されている命はすでに複数あると思います。
下関市は年間700頭前後の持ち込みがあり、その殆どを処分している山口県でワースト1、全国的にもトップクラスの猫が多い場所なのです。センターが捕獲しているわけではなく、市民が持ち込んでそうさせています。
なので「猫、駆除されたいのであれば、連れて行って殺してもらって下さい!その前にご自分が助けようとした命なら、もう少しご自分でなんとかしようと考えられないですか?」
もうそこまで言わせていただいてます。
きついし、ひどいかもしれないですが、”保護団体あれば引き取って当たり前、自分は無理なんで。”という気持ちにはとても答えられないです。
自分が助けたくて拾われたのであれば、ご自分でまず、病院連れて行くなり、里親探しをするなりしてみませんか?
ここに電話される前に、友人知人にできる限りきいてみましたか?やれることをやれるだけされましたか?
センター連れて行く=駆除する、ということになります。
それをわかっていただきたいので、言葉がどうしてもきつくなってしまいますが、私たちも必死なんです。
申し訳ないです。電話かけられてきても、今の状態では引き取りできません!!今週は10頭今の時点で猫助けてます。
市民通報で引き取り出来るような余裕がありません。
電話かけて来られる方はお一人ではないですから...。市内だけでなく市外、県外からもかかってきています。
ご理解いただきたいです!ご自分で助けたいと思って拾った命はどうかご自分で守ってあげてください!
毎年、これをかかなければならないです。
「子猫助けている団体あるから、ここに電話してみれば?」と軽く紹介されるのも心外です。