夜な夜な寝る前に眠くなる作品が見たいとアマプラを探しまくっていたら
少女の頃世界名作文学全集みたいなので読んだ一連の作品が見つかり思わず観てしまいました(結局思惑とは違ってウトウトどころか逆に目が冴えてしっかり観てしまうことに)

「小公子」    Little Lord Fauntleroy 1936

セドリックが 母親のことをDearest (愛しい人)って呼んでたのが気になったけど原作もそうだったのかな

Freddie Bartholomew 
トリヴィアが正しいならこの方も子役あるあるから逃れられなかったようで、幼少期育児放棄した両親に捨てられ叔母に育ててもらっている間子役で有名になると、実の両親がお金をめぐって数年間争う・・とかクズ親中のクズ親ですな

セドリック母 が Dolores Costello ドリュー・バリモアさんのおばあ様だったのね

ドリンコート伯爵 が C. Aubrey Smith
同じくクラシック映画枠で観た「レベッカ」(ローレンス・オリヴィエ版)や多分以前アマプラで見た(記憶が・・)「そして誰もいなくなった」1945年版にも出てらしたのね

ハヴィシャムさん Henry Stephenson

ホッブスさんが Guy Kibbee

孤児で靴磨きのディック が Mickey Rooney (ここにもミッキーさんいたのです)

「小公子」は他にも別の俳優バージョンで観た記憶があるけど(多分1995年版、ハヴィシャムさんがジョン・キャッスルさんだったのを覚えていたから)本を読んでも何度観ても、どれを観ても毎回泣かされるわ

「秘密の花園」 
これも小学生の頃だと思うけど初めて読んだ時、お屋敷とか秘密の庭園とかワクワクして読んだなぁと
大人になって本場のミュージカル舞台作品(ブロードウェイ作品だったかは記憶が・・)がきた時には後にも先にもこれ一度だけですが(海外物は)チケット取って見にいった思い出もあって、やっぱ観てしまうのです

映像版で記憶に新しいのは1993年、コリンパパがJohn Lynch さんでミセス・メドロックが Maggie Smith さんだったからかな

この時のメアリー役は Kate Maberly  
成長したお顔を写真で見ても美しいのにさほど活躍されてることもないのかな

コリン・クレイヴン は Heydon Prowse

ディコンが   Andrew Knott  
子役時代では「心理探偵フィッツ」、大人になってからは「ブラウン神父」とか「グランチェスター」「ルイス」等でも見てたお顔だったのね

ちなみに見たこと無いけど1987年版で、コリンパパがデレク・ジャコビさん、成長したコリンがコリン・ファース様って作品もあったと知りました


The Secret Garden 1949年版は
メアリー・レノックス インド時代は両親からの愛情を直に受けることなく過ごしたからか一見我儘お嬢なんだけど、召使がなんでもしてくれる世界しか知らなかったらそうなるわなってね、原作も久しく読んでないからしっかりは覚えてないけど、この作品のメアリーはこんな嫌なやつだっけ?ってくらい最初酷かった
でもさらに上をいくコリンに対抗するにはこれくらいの根性ないとって納得できた

Margaret O'Brien 
この作品や子役時代のお顔とは一致しないんだけど、imdbに掲載されてるお顔はどこかで観た記憶があって2018年くらいまでいろんな作品に出演されてたことを知りました
懐かしドラマでは「ローハイド」や「コンバット」にもゲスト出演されてて(覚えがあるはずもなく)同じくクラシック映画ですが「若草物語」は1949年版と1958年版両方でベス役だったなんてすごいわ、多分ですが1958年版は昔TVで見たことがあるはず

コリン君は誰が?とチェックしてみれば、imdbの写真のお顔見覚えあるわ〜と嬉しくなった
それが Dean Stockwell さんだったのです(コリン役の時は13歳くらいなのかな)
子役さんが大成するってなかなか貴重な存在と思えるから(別に主役級じゃなくてもずっと続けて出演されてるだけでもすごいってことです)
ディーン・ストックウェルさんって名前だけでも聞き覚えもあるし、出演作見ても知ってる作品多く、映画も多いけどドラマシリーズでは「バトルスター・ギャラクティカ」「ジャグ」懐かしいところでは「タイムマシーンにお願い」(Quantum Leap)なんか当時の大好きジャンルでしっかり観てたわ

ディコンは Brian Roper  
同じタイトルのTVシリーズ(1952年版 30分 8エピ)にもディコンとして出演されてた

コリンパパは Herbert Marshall

 

「真夏の夜の夢」 A Midsummer Night's Dream 1935

これを観たのは「ガラスの仮面」に出てきた妖精パックのセリフを探したかったのと、「ルイス警部」のS3E2「シェークスピア殺人事件」にもセリフの引用があったからそれを確認するために観たのですが、内容的には何が面白いのかさっぱりだったわ(やっぱ自分意識低い系だからかしら)

シーシュースが  Ian Hunter

ライサンダーが Dick Powell (出演作品は記憶になかったけどジューン・アリソンさんが三番目で最後の奥様だったようで、そのジューンさんは初婚でしたが彼の死後二人も夫がいたなんてさすがハリウッド女優!)

ディミトーリアスが Ross Alexander (この方私生活が悲劇すぎるわ)

ハーミアが Olivia de Havilland 

ヘレナが Jean Muir

妖精パック 「ガラスの仮面」に出てくるダッタン人云々(ここではタタール人だったけど)のセリフも確認できたし、「ルイス」の引用文もパックのセリフだったと確認できた(すぐに思い出せるところハサウェイさんアルアルだけど、カッコいいのよね)
演じる Mickey Rooney さん(子役時代から俳優としてだけでも350作品近く出演されてるけど、大人のミッキー・ルーニーさんの作品なら記憶にあったから、子役時代が見られて嬉しかった)

職人ボトムが James Cagney (キャグニーさん名前だけは知っていたけど作品は記憶になかった)

 

他にも見つけられて嬉しかったのがクリスティ原作の「ナイチンゲール(うぐいす)荘」(どこかの記事に載せたけど、どれか忘れてしもた)
Love from a Stranger  1937 (Philomel Cottage) 「血に笑ふ男」1937
ここでは若かりし頃のジョアン・ヒクソンさん(メイド役でほんのちょっとだけ)を見つけて得した気分に
 

 

 

他にもクラシック作品の中にコーネル・ウーリッチ原作ってのを2作品ばかり見つけて懐かしく本棚から引っ張り出してきたら、2作とも残念ながら原作持ってなかったけどこういうタッチだったっけ?ともう一度持っている本を読みたくなってしまった
内容全く忘れているのに「夜は千の目を持つ」を読んだ時衝撃を受けたことだけ覚えていて短編集から行きたいけど長編の1作でも読めたらなぁと

で、「黒いアリバイ」を映像化した「レオパルドマン 豹男」 1943年 The Leopard Man
どういうお話なのかもわからず、ただただなんなの?なんなの?怖いわ〜的な展開でした
出演者は知らない人ばかりだったのでパスということで
 

もう一作が 短編なのかな「窓」の映像版 The Window 1949
これはわかりやすく、ハラハラドキドキしながら観られました

嘘つき少年(想像力ありすぎなのでしょうね)トミー役の Bobby Driscoll さん
彼もやっぱり子役あるあるの典型みたいに、トリヴィアではディズニーアニメのピーター・パンの最初(女性以外で)の声優さんで、1949年にはアカデミー賞子役(?)部門も受賞してらっしゃるようなのに、短命で、最後は身元不明でお墓に入れられてたとかもう恐ろしすぎるわあちらのショウビズ界!

というように作品見てはimdbで俳優さんたちのプロフィールなどチェックしてると死因だったりそれぞれの事情だったり知ることができるのはいいんだけど、なんだかな〜な世界なんだなって複雑な心境に

 

「ボッシュ:受け継がれるもの」も「リーチャー」も「9−1−1」も「ハイ・ポテンシャル」も「ガンニバル」も見終わって今はひたすら念願だった「Xファイル」をエンエンと観てるけど、ほぼしっかり覚えてることにびっくりしたのと、スカリーのポジション的にしょうがないとはいえ、毎回まだ信じないの?ってイラッとさせられたり(ハイ、まんまとハマってます)
今はS4の終わりくらいですがジリアン・アンダーソンが超絶美しく見えたり、そうでもない回もあったりとか1シーズン24話もあればリアルに変遷が見られるのも面白い(モルダーは全く変わらないのにね)

追記

投稿して2日後くらいにふとタイトルが気になってタイトル表記の間違いに気づきました(よくもまあ堂々とクラッシックって、全くもってお恥ずかしい限り)

クラッシックと脳に刻み込まれていたせいでおかしいとも思わなかったのか、その後気になったのも何故かわからないけど検索してみたら、クラッシックなんて言う人いるのか?ってくらいバカにされてて、とんだ赤っ恥でしたがクラシックに縁がないこともあってか遠い昔の記憶のままに覚えていたんだとしか言い訳できない

いやいやもっと他にも誤字脱字や記憶違いの言葉使いや勘違い文章そのものもあるのにここでこだわるのもおかしいけど、使わなかったせいとはいえこの歳になるまで気づかなかったことがショックでした

でも確か昔はクラッシックって言ってたと思うんだけどなと、負け惜しみ

打ち間違いならともかくヒアリングとヒヤリング、ダイヤとダイア、ポワロとポアロくらいなら違ってても恥ずかしくないけど、日頃からカタカナ英語で原書を読んでるからかと激しく反省しました!