最近作曲を嗜んでいる。
いや、昔作った曲を形にしている。

ギターはもう必要ない。

AppleのiPhoneにプリセット内蔵されているGarageBandというアプリを使用している。

つまり実質まったくお金をかけない、志向で至高な趣味をシコシコできている。


思えば高校生の頃は、PlayStationのソフトでファミコンレベルのクウォリティながらAUX端子にMD録音してバンドメンバーに配り、スタジオで合わせ、ライブハウスに出て…
やっと!お客さんに聞いてもらう、という時代から25年。。

長らくデモ楽曲制作というものの概念と常識といえば、価格万単位もする機材、MIDI音源内蔵のシーケンサーやミキシングコンソーラーがついた8トラックのMTRを使用し記憶媒体は重いハードディスク。。

「iTunes配信?そりゃすごい」

それすら既に昔の話…


手のひらサイズで指先で、制作からクラウド記録!
インターネットで不特定多数に配信!


私もまさに最先端の作業環境での創作活動を楽しんでいる。

そんな
「アウトプット」の手段は何とか時代に文明に追いついた。


さて肝心の「インプット」は…

もう新しい音楽などを取り入れる姿勢は捨て、、

SAME OLD SONGS…ある知識、もつ技術だけで良い。
楽しむためにも!


〜南無南無7.6は雷雨の夜だった。

ほぼ同い年の上級国民の櫻井show


THE MUSIC DAYと銘打って司会
終わコンテンツのTVプログラム。

出演してたは同じカマほられた…じゃなくて同じ釜のメシくった中年アイドルの残党



あとはKポップにKっかわKうじ…

還暦間近のイナバKうしも揃って
ターゲットは往年懐メロ視聴者層?

バックにかかるはクラブミュージックの焼き直し?
整形オルチャンキレキレキワキワダンスでEDおじさん喜ぶMュージック…


もう勘弁なさって〜


結局…ここ数年、オフィシャル髭男爵もMr.グリーンアップルも、正直ハマれなかった。


新鮮味も感じず面白さも分からなかった!



それは必然なことだった…

私も彼らもシャカリキってコロンブスにはもうなれない時代なのだ。


しかし能動的にその時必要ならば、感動したなら勝手に吸収し、吐き出すだろう。


〜唐突だが最近、お笑い芸人のメイプル超合金・カズレーザー氏の人間性に惹かれ、勝手に親近感を持った。

まずやはり歳が近い。


そして蓄えてきた知識が「雑学」として今になり、周りにいる人たちに対して話題を提供したり面白みを多少なり感じてもらっている。

という感覚がある。



まずは「周りを明るくするような人間になる」

それは私が若い頃から目指していた理想に近い。

空気を読むのも上手くなった。
決して狡賢くなった訳ではない。


…今までのザ・女の職場で散々学んできた。。

幾多のパターンを身をもって学んだ。

失敗したことも含め、それらは間違ってはいなかった。


ただやはり最初のうちはモロにダメージをくらっていた。

防御レベルも低く、防具も弱く、修復に時間がかかった。


ドラクエで例えるなら、そこで周りのパーティが見捨てず、棺桶を教会へ持っていってくれて、復活の呪文をとなえてくれるか?


誰かザオリクを使える先輩に取り入って可愛がられるか…


まぁ幸いにも私はどちらもあった。


2011年春から勤めたのは、そんな公立病院。

そこでのエピソードもまた、地獄とは一概に言えないまでも、ある程度の経験と感情の成長として必要な試練と負うべき傷が容赦なく私にふりかかる出来事が多かった。




そうだ。



それより!
忘れてはならないその年に起きた
3.11東日本大震災、、


世の価値観など明らかな変化と、対して人間の変わらない根本が如実に見られた。


もうコロナと同じく…

これ以上、不景気になり、音楽と言うエンターテイメントで28歳の男がのしあがっていくなんて更に無謀な挑戦…




だがしかし、とうに夢を諦める理由にもなんなかった。

なんせ復興支援目的であのcomplexが復活し私の胸は爆上がりしていたのだから…



とにかく看護師として新しい人生が始まる!

と、息巻いて看護学校卒業後、2011年人生最後の春休みは「人間的に成長し、看護師という資格を取得した誇れる自分」が生み出す音楽をカタチにしたいと曲を作っていた。



当時iPhone4をゲットしGarageBandはまだ扱いきれてなかったが、ギターを繋げるインターフェースみたいなもので音を出したり、動画を撮ったりした。

自分の曲を、詩を、コード進行を組み立て、アウトフォーマットし、働きながらメンバーを探す。。

Facebookもmixiにとって変わり、配信系ではニコ動が強く、ユーストリームとかもあった。
現在に通じるインターネットコンテンツに囲まれた時代・生活が始まった。

iPhoneで、アプリで何でもできた。


しかし…4月。


看護師としては何もできなかった。



何もできずに、医者や先輩に叱られては心が疲れて、体も疲れて、気持ちは沈んでいく。

私はまたやはり前章の「デッド・フラワーズ」の時のように、ギタリスト・田口のバンドにサポートとして属すことによって何とかメンタルを保っていた。それは次回また詳しく語ろう




時代はイノベーションと未曾有の災害を経て変わった。

私は…やはり変わらないのか⁈


あの頃は躓くべくして躓いていた。

真面目で完璧主義になるほど身を滅ぼした。

医療臨床現場はナイチンゲールの時代から、更に古くは我が国独自の大奥という見栄と嫉妬が渦巻いた女の世界が蔓延るようなものであったのだろう。




白衣の天使、自由の女神?

真逆だ。

腹黒の小悪魔、欲望の雌豚!

男より体育会系、マウント張り合い。

ナース・ステーションは冬でもジトジト、若い芽を容赦なく潰す鬼の棲家と化していた。


これまた闇深いN大出の毒DOCター
現役新卒ナースらはルッキズムにより篩にかけられ、金と地位をエサにヤツらの性とDICのはけ口となるのは珍しくないこと。


表も裏も、間近で人間の本性を見れる距離に私はいた。


…絶対的だった信念、理想、意義、価値観が、仮面を剥ぎ取りニヤッと振り向き、
忽ち綺麗事、絵空事、空想神話と形を変えてはすかさず私の溝落ちに現実というボディー・ブローを完膚なきまで叩き込んだ。

尊き聖職者だぁ?

そんなん遠い生殖じゃ

医療の現場はピンク・ジャック


嗚呼またしても、まだ神は更に苦しい戦いを我に強いるのか。

日に日に心がブレ、麻痺していく。

その割には生きてる実感があった。

ただ生きていたのか?
いや、生かされていた。

やはり、地獄ではなかったとは思う。

蜘蛛の糸一本で、しがみつくことを諦めなければ
かえってもがくこともしなかったから良かった。


…そうか?良かったのか?
少しは疑ったり抗ってもよかった?


南無
(今回は珍しくポエム多めの曖昧なエンディングで)