「本試験、実施するのか、しないのか?!」白熱討論会・・・ | 海外転々転校記 * インターナショナルスクール8校転校した大学生長男とグレーゾーン凹凸次男の海外転校記録

海外転々転校記 * インターナショナルスクール8校転校した大学生長男とグレーゾーン凹凸次男の海外転校記録

マレーシアからロシアのモスクワ→上海→のち6年ぶりのクアラルンプール再上陸後アジアの片隅x2へ。8校目のインターでIBDP取得&卒業後に大学に通う長男と、グレーゾーン凹凸高校生の深海魚成長記録。子供の習い事バイオリンや英国王立音楽検定ABRSM受験記録も。

昨日はまたもや

保護者チャットが鳴り響く1日でありました。。。

 
さらに使い回される、驚くネコ図・・
 
 
こちら↓の続きです
 

*****

 

 

 

 

お昼過ぎから1時間ちょっとの時間、

 

高校最終学年のDP2生徒たち及び保護者は

ほぼ全ての家庭が学校からのズーム相談会に出席し、

 

学校側の

「全国全土、学校閉鎖期間中に

国際バカロレア・ディプロマ試験を

実施するのか、しないのか?!」案件について

白熱討論会が行われました・・・。

 

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

 

 

何が1番の懸案事項かというと、

 

「学校は全面閉鎖しなくてはならない

(ぐらいに一気に感染者数が激増した)反面、

 

必須の『試験』だけは実施してもよし」との

現地政府からの

苦渋の策 お達しがあるからでして。

 

 

 

 

変異型ウイルスが上陸し、

一気に1日の感染者数が1000人を超えた今、

 

まともな医療施設も

そう多くない隅っこ国で

 

経済的にはもうこれ以上のロックダウンは

「国」として経済が立ち行かなくなることも明白。

 

よって、国としては

経済的に困窮してしまうような

ロックダウンだけは避けたいというのが

人命云々よりも何よりも、

1番の本音。

 

 

だがしかし、

 

果たして

現地政府の言いなりになって

 

この医療機関も先進諸国ほどまともに整っていない小さな国で

 

生徒達の命を危険に晒してまで、

 

試験を強行 行うのは

安全なのか?!

 

ということが主に話し合われました。

 

 

 

 

特に、

 

国際バカロレア本部IBOは

昨年度のいきなりの試験キャンセル大混乱ゲロー

大いに反省し、

 

2021年度の受験生向けには

 

イグザム・ルート(試験実施)と

ノン・イグザム・ルート(無試験で今までの課題等で最終得点が決定される)の

2ルートを用意。

 

 

インドの変異種が猛威をふるう前の1月時点の調べでは

 

世界中の約70%のIBスクールが

「イグザム・ルート」で本試験を実施して最終得点を出す形を

選択していたのです。

 

 

が。

 

 

 

今回のインド型が猛威をふるい始めてからは

バ◯コクのインターも、

モス▽ワのインターも、

 

まるでドミノ倒しのように

バタバタと「ノン・イグザム・ルート」(無試験)へと

急遽変更せざるを得なくなり。

 

 

 

このような状況で

ここ、隅っこ国で

学校閉鎖中にも関わらず

 

本当に試験を実施して、安全なのだろうか?!

 

政府の言うことを間に受けて

試験を実施し始めて、

 

試験期間は三週間もあるので

 

途中でバタバタと感染者が出てしまったら

一体どうすればいいのか?

そうなったら↑

途中から受けれなかった試験は

11月のIB試験で受け直さなければならなくなるゲローそうです

 

 

この三週間の間に途中でまたロックダウンなんてことになったら、

その後の試験はどうなってしまうのか?

そうなったら↑

急遽、ノン・イグザム・ルートへと変更になるそうです

 

 

 

万一生徒達が感染して、その時点から

試験を受けれなくなってしまった生徒達は

大学からのオファー取り消しになってしまったり

するのではないか?!

そうなったら↑

もう、どうしようもないゲローゲローゲロー

 

 

 

 

せっかくIBOが

「イグザム・ルート」と

「ノン・イグザム・ルート」の2つの道を

(究極の)選択肢として

今年度は作ってくれたのに、

 

なぜ学校側は

とりあえずの点数&ディプロマは確実に貰える

「ノン・イグザム・ルート」への変更を

模索することもせず、

 

試験が完全に受験完了できるかもわからない、

しかも完了できなければ

ディプロマ授与も危うくなり

入れるはずの進学先大学を失ってしまう可能性まで出てくる、

 

リスキーな「イグザム・ルート」しか

選択肢がないかのような

振る舞いばかりをするのか・・・?!

 

先生達のお子さんたちはまだ小さくて

誰一人として大学受験を経験したことがないから

この、受験生特有の、

万一途中で試験が受けれなくなったりしたら、

(11月に再試験とか、もう大学入学時期終わってるやんむかっ!)

【追記:オーストラリア&ニュージーランドは1-2月始まりなので11月の再試験でも間に合うそうです】

 

大学に入れなくなる

かもしれないゲローゲロー!?という、

 

人生の岐路に立つ、逼迫した状況が

イマイチわからないんだと思う。。。

 

orz......

 

 

 

 

 

などなどの多くの懸念事項が

噴出しまして・・。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

イグザム・ルートを取るか

ノン・イグザム・ルートを取るかは

個々の学生が思い思いに選択できるわけではありません。

 

 

 

どちらのルートを選択するのかも、

学校側の一存で決めるわけにも、いきません。

 

 

 

学校側がIBO本部にお伺いを立てて、

それがIBOで承認されなければ

無試験ノン・イグザム・ルートを取ることは

できないんですね。

 

 

 

要するに、

学校はIBOにお伺いは立てれても、

結局はIBOの指示に従うしかなく、

 

生徒は学校の指示に従う以外に、選択肢も選択権も、ないわけです。

 

 

 

・・・と言うわけで。

 

学校側は

その夜、

苦肉の策を打ち出しました・・・・・

 

 

長くなったので次回に

つづく。。。だろうか・・汗滝汗

 

 

皆様もくれぐれもお体だけはお大事に・・・

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