ベクトルがだんだん違う方向へ〜・・・。 | 海外転々転校記 * インターナショナルスクール8校転校した大学生長男とグレーゾーン凹凸次男の海外転校記録

海外転々転校記 * インターナショナルスクール8校転校した大学生長男とグレーゾーン凹凸次男の海外転校記録

マレーシアからロシアのモスクワ→上海→のち6年ぶりのクアラルンプール再上陸後アジアの片隅x2へ。8校目のインターでIBDP取得&卒業後に大学に通う長男と、グレーゾーン凹凸高校生の深海魚成長記録。子供の習い事バイオリンや英国王立音楽検定ABRSM受験記録も。

長男のヘボヘボピアノ練習、ほそぼそと続いており、

6回目のレッスンが終了した所。


・・・・・・

ヤツめはどうも嬉しがって調子に乗りすぎる?ところがあり、

学校の「スポーツ対抗戦的なもの*」に次から次へと参加したがるわ、
(*注釈;約6週間毎に違うスポーツを行い、インター間で対戦する。
本格的な「選抜チーム」はトライアルを受けて選抜された強者が揃うんだが、
ウチの長男はもれなく「誰でも参加出来る組」のみの参加で、
こちらは主に「チームワークを養う」という位置づけにある。。。)


学校内で先生方が日替わりで宿題を見てくれる日には

「ペットボトル水圧ロケット( ̄ー ̄; の、作り直しのために」
放課後わざわざ残ったりと、

毎日のように帰宅する時間は遅くなり、宿題は溜まる一方、

学校の選択授業、オケのコンサートはもうすぐだってのに、

その練習さえも出来ず(というより、「やらず」と言った方が正しい)じまいで、

自分で自分の首を絞めているような状態。


・・・・・・・・・・・


そんな中、前回のレッスン時に久しぶりにワタクシもついて行き、
ゴンの相変わらずヘタッピーすぎるヒドイ音を聞きながら
レッスン室横の、外のソファーで自分の用事をしながら待っていたら、

レッスン後に、

若者先生、「ゴンはABRSM*を受ける気は、あるか?」

・・・と聞いて来た。


若者先生曰く、
このABRSMを受けるための勉強をしていれば、
音楽理論も勉強出来るし、理論が頭に入っていれば
今後の練習にも役立つし、なんといっても、
このグレード6以上をもっていれば(8級まである)、
大学受験の際にも有利になる
←(場合もある)とのこと。


熱心に?勧めて下さるので、
「ところでゴンが今そのグレード試験を受けたとすれば何級に該当するか?」
と聞いた所、
若者先生、「う~ん・・・・グレード2ぐらいかな~♪」
とにこやかにお返事を下さり。。。汗。

なんというか~・・・・。

ヤツのレベルでは
グレード試験など受けるまでもなく。(涙)



現状のヘタッピー度を、
先ずはなんとかしなければならないのだけれども、

若者先生はとにかく、
ゴンの年齢に見合った曲を弾かせよう?!と
↑↑
(先生本人がそう思っているかどうかは知らないが)


ガンガンズンズン、どんどんと進めるために、

まともに弾けても居ないのに、

ブルグミュラーはすっ飛ばし、

バッハも「若者先生のお気に入りの難しい曲」だけを弾き、

いきなりチェルニー。

ハノンに至っては、まだ13番目も練習したことないのに

これまた間すべてをすっ飛ばしていきなり36番とか。


う~~~~~ん・・・・・・・・・・・・・・・



現在の家のオーナーさんが、
息子さんが使っていたピアノとともに、
同じく息子さんが使っていた「楽譜」も
段ボール1個分、どっちゃりと置いて行って下さったのだが、

(そして今ゴンも手持ちの本では足りなくて、それを使わせてもらっている)

どうも、その楽譜をぱらぱらと見ていると、
一冊あたりの練習した形跡というのが、めちゃくちゃ少ない。。。

若者先生がオススメしてくれているABRSMグレード試験対策の本も
いくつかその中にあったのだが、

グレード対策練習をした痕跡は明らかに沢山、みられるのだが、
他の作曲家の本や、練習曲の本には
ほとんど記述や注意などが書かれておらず、
ほぼ、まっさら状態。

多くて3、4曲だけ練習した痕跡が見られる程度。

少ない場合は一冊中に1曲だけ。


う~~~~~~~~~~~~ん・・・・・・・・・・・・。



以前、知り合いのお母さんがこんな事を言っていたのを
ついつい思い出してしまいました;

「L(そのお母さんの娘さん)の仲良し○ちゃんがたまに遊びにくるんだけど、
その子、小学生でLと同い年で、もうすでにグレード8持ってるのよ~!
めちゃくちゃ上手いの!!
でもね、ウチのピアノ弾く時、
これひいて、とか、あの曲も弾いてよ~って、
Lが持ってる楽譜渡してお願いするんだけど、
その子は絶対に他の曲、弾きたがらないの。
グレード試験で弾いた曲ばっかり弾きたがるのよ~。」


・・・・・・・・・・・・・


(この部分、「ノー・コメント」。)


・・・・・・・・・・・・・


いろいろと考えさせられる
タイガーマムズ/パパズの本拠地、中国本土での
音楽事情でありました・・・・・・。


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この国にも良い先生は沢山いらっしゃる、はず!!・・だと思う・・・
(と、思いたい。。)