曾曾祖父母が住んでいた地域に今なお居住する、
遠~い遠~~~い親戚(曾曾祖父の兄弟の末裔)のお宅訪問。
ホテルを出発し、車で約2時間ほどの旅です。
のどか~。
田園風景。
(子供達の)曾曾祖父母の出身地はてっきり、
写真上↑↑のような場所を想像していたけれども。
街中はすでに開発が進み、
「まるでここはシンガポー???」状態、の
近代的な一角さえ存在していました。
イメージ的には
もっと牛や鶏が走り回っている
ど田舎を想像していたので、
あまりにも整然とした造りの集落に驚く我ら。。。
現在ではこの地域の住宅は歴史的文化財として
勝手に取り壊したり改造してはいけない地域に指定されている、らしい。
聞く所によると、
貧しい農村生活に見切りをつけるべく
新天地への移住を強く進めたのは「ひいひいばあさん」の方で、
「ひいひいじいさん」は「ひいひいばあさん」の
いわば『言いなり』状態??だったのだとか。
「オンナ」はいつの時代でも強い。。。
文化大革命当時、あまりにも生活が苦しかった(らしい)本土の親族のために、
マレーシアに移住した側の親戚一同が出資して購入したという家にも
連れて行ってもらいました。
いまではすっかり豊かな生活をしている遠い遠~い「本土の親戚一家」は、
現在ではマレーシアの遠縁の親戚一同が購入した家ではなく
自分達で手に入れた家に居住しており、
共同購入された家はまるっきり放置された状態でした。
が、お向かいさんが家のカギをいまだに管理してくれていたりと、
村落ならでは(?)のご近所付き合いが存続している場所でもある、ような?
村落内唯一?のレストランで食事中、の図↓
昼食後、
冬至前日の「ご先祖様のお参り」をするべく、
集落にある「塚」へ。
ご先祖様出身地の「集落唯一?のお寺」にてお参りをする長男、の図。↓
(ひいひいじいちゃんが山にみかん狩りに行った際、
トラに出くわし、持っていた竹の棒でトラを追いやって
命からがら逃げて来てくれたおかげで今の自分達もいる、
と感謝している?の図。今回の標語;「トラに出くわしたら、威嚇して、逃げろっ!」)
↑
まるで「モチモチの木」の「おとうは山でクマに頭かっきられ」のパクリかいな?!と
突っ込みたくなるような「実話」。
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普段、上海などという「人工的に造られた都会」で
生活しているからでしょうか、
あまり「歴史的」・「文化的」な側面を感じる事無く
日々を過ごしていましたけれども
中国の田舎にこそ文化や歴史が(かろうじて?)残っている、のかも・・・?と
思った一日でした。