ちょっと前の平日、
次男が学校の遠足で上海大観園へ行ったのですが
本人曰く、限られた遠足時間内に
園内にあるタワー(塔)を発見する事が出来ず、
けっきょく、帰る間際に塔の場所だけは発見できたけれども
塔にまでは行き着けなかった!!という出来事がありまして。
兄とちがって
常に「真面目でまっすぐ」な次男くん、
なぜにそこまで「塔」にこだわるのかは誰にも分かりませんが、
ど~~~うしても
その「塔」に登らずには気が済まなかったようで、
その日から毎朝決まって、
壊れたレコードのごとく(・・いつの時代?)
「こんどのウィークエン、
グランビューガーデンにぃ~、
ママも~、つれてったげるぅ~♪≧(´▽`)≦」と、
まるで
『アイス・スカルプチャーに~、つれてったげるぅ~2013』を
彷彿とさせる(・・・汗)勧誘文句を聞かされまして、
次男のあまりにしつこい 熱心な勧誘に負けた我々一家は、
とある週末の、しかも雨降りのなか、
行ってまいりました@上海大観園。
上海市内から車で余山ゴルフ場方面を通過し、朱家角方面へと
向かう事40分あまり。
朱角家と同じ高速出口を出ると、
「大観園あと○キロ」の表示が出て参りました。
「大観園」に到着。
入園料は大人60元、
子供はなぜか中途半端な4割引。
↑
(その中途半端な数字、関西人としては突っ込まずには居れません。)
チケットはこの先から必要なようです。
さて。
次男がうわごとのように口にしていた「タワー」を探す。
・・・と。
肝心の「タワー」は、
園外の、チケットを見せる門の手前右手側に位置していることが発覚。
な~んだ、塔に登るだけなら
チケット購入しなくても良かった?みたいな状況に。汗。
(*実物は「斜塔」では有りません。あしからず。)
次男、念願のタワーに登る!
念願の「タワー」に登れて満足した次男を先頭に、
我ら一行は、やっと「上海大観園」に入場いたしました。
ガイドの次男おすすめの、「岩のめいろ」
ここまで来て初めて、
この「大観園」は
『中国四大名著の一つ、「紅楼夢」』(By Wikipedia)の舞台を
再現した庭園であることが判明。
小説の登場人物図表。
しかしまあ、ニッポンでは「中国の源氏物語」とも言われる(らしい)紅楼夢、
明らかに「小・中学生向けの小説では無い」ことは
この人物図表内"Concubine"の数の多さを見れば分かります。汗。
それでも、庭園自体は風情有り。
写真を撮るから止まって、というと、
突然「さつき」と「メイ」化する2人。
↓
中国文学にも疎いワタクシですが、
(「戦争と平和」も3巻目で挫折した過去アリ。)
次男が熱烈?おすすめしてくれた庭園のお陰で
こんな小説の存在を知る事が出来ました。←(読み切れる自信は無いけれど)
- 新訳 紅楼夢 第1冊〈第1~16回〉/岩波書店
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また春の蓮の花咲く頃にでも訪れたい場所でした。
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