ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin -15ページ目

ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

アメリカ合衆国の汽水域に生息しているダイヤモンドバックテラピンの魅力を紹介します。

マングローブダイヤモンドバックテラピン(DBT)について、多くのテラピンフリークの方が、全身黒っぽくて、顔に大柄の模様が入っている姿をイメージすると思う。確かに、飼育下の個体の中には、顔に大柄なスポットや顎から首にかけて極太L字ラインが入っているものもいる。しかし、実際のところ、野生下のマングローブDBTに関しては、ダークグレーの無斑の頭部を持つ地味な個体が多いのである。

2017年初夏、汽水屋で、純血テキサスライトフェイズと信じていたペアから、マングローブDBT似の子が生まれてきた。この子らに共通の特徴は、顔に水玉模様が入る事であった。ハイブリッドだと知った時はさすがにショックだったが、将来出番もあるかもしれない、と頭を切り替えた。もし、水玉模様のマングローブDBTを形質固定できたら面白いだろうな、楽しいだろうな、飽きないだろうな、というのが、汽水屋モディファイドマングローブ“Suigyoku”の創造理念である。

 

 

さて、汽水屋のモディファイドマングローブDBT(他亜種DBTの形質が一部導入されているマングローブDBT)の血統名ですが、顔に水玉模様が入るという意味で、“水玉”にしようと考えたのですが、「みずたま」と読ませたらカッコ悪すぎだろ、という事で、「スイギョク」としました。

さらに、世界に通用するようにアルファベットで“Suigyoku”と記載することにしました合格

 

本シリーズラストは、Suigyoku血統についてご紹介しますね ニコニコ

ハイブリッドテキサスライトフェイズのF1(雑種第一代)個体からお見せできれば良いのですが、私が購入したブリーダーさんが、まだ現役でご活躍されておりますので公開は避けます。

 

F2世代では、大別して、マングローブ似の子、テキサスライトフェイズ、ノーマルテキサスに分かれて生まれてきますが、Suigyokuの種親は、マングローブ似の個体を選別しています。

 

 

オス

 

メス

 

どうですか、F2世代でも十分カッコいいでしょう。

アジア諸国で出回っているパンダテラピンよりも、はるかにマングローブDBTに近い個体達です。

 

私の前職の経験から、実は、F2世代でどの個体を選ぶかによって、形質が固定できるか、はたまた永久に中間体として終わるのかが決まってきます。

 

10月のとんぶり市より、SuigyokuのF3世代の販売をスタートしていますが、今季、3クラッチを経験し、合計18匹孵化してきています。

 

2025年第1クラッチ

 

2025年第2クラッチ

 

第3クラッチの子は、前回のブログにアップしてありますが、全孵化個体がマングローブDBT似の子で、本血統は形質が固定されていると考えて良いと思いますグッド!

 

それでは、F3世代の子を見ていきましょう。

 

Suigyoku F3

 

まず、右の推定メス個体の成長記録です。

孵化直後です。

 

 

全身黒っぽいですね。

 

続いて孵化後1ヶ月です。

 

 

白っぽくなってきてしまいました。

 

そして、現在です。

 

 

生後3ヶ月

 

現在は、頭部、四肢が青味がかったグレーになってきています。

 

次に、左の推定オス個体の成長記録です。

孵化後1ヶ月です。

 

 

この個体も、一旦は白っぽくなりました。

 

そして、現在の様子です。

 

 

 

 

生後3ヶ月

 

四肢、甲羅は黒く、頭部は、青白くなってきています。

 

Suigyokuは、成長に伴って頭部・四肢、甲羅の色、模様の濃淡、サイズも変化してくるので、飼育していて楽しいです。、

オルナータDBT、コンセントリックDBTも大好きですが、長く飼育しているとモチベーションが下がることがあります。

そんな時に、飼育環境にSuigyokuがいると、DBTの素晴らしさ、楽しさを再認識させてくれます。

 

Suigyoku,、これから世界デビューですね ウインク