マングローブダイヤモンドバックテラピン(DBT)について、多くのテラピンフリークの方が、全身黒っぽくて、顔に大柄の模様が入っている姿をイメージすると思う。確かに、飼育下の個体の中には、顔に大柄なスポットや顎から首にかけて極太L字ラインが入っているものもいる。しかし、実際のところ、野生下のマングローブDBTに関しては、ダークグレーの無斑の頭部を持つ地味な個体が多いのである。
2017年初夏、汽水屋で、純血テキサスライトフェイズと信じていたペアから、マングローブDBT似の子が生まれてきた。この子らに共通の特徴は、顔に水玉模様が入る事であった。ハイブリッドだと知った時はさすがにショックだったが、将来出番もあるかもしれない、と頭を切り替えた。もし、水玉模様のマングローブDBTを形質固定できたら面白いだろうな、楽しいだろうな、飽きないだろうな、というのが、汽水屋モディファイドマングローブ“Suigyoku”の創造理念である。
さて、汽水屋のモディファイドマングローブDBT(他亜種DBTの形質が一部導入されているマングローブDBT)の血統名ですが、顔に水玉模様が入るという意味で、“水玉”にしようと考えたのですが、「みずたま」と読ませたらカッコ悪すぎだろ、という事で、「スイギョク」としました。
さらに、世界に通用するようにアルファベットで“Suigyoku”と記載することにしました![]()
本シリーズラストは、Suigyoku血統についてご紹介しますね ![]()
ハイブリッドテキサスライトフェイズのF1(雑種第一代)個体からお見せできれば良いのですが、私が購入したブリーダーさんが、まだ現役でご活躍されておりますので公開は避けます。
F2世代では、大別して、マングローブ似の子、テキサスライトフェイズ、ノーマルテキサスに分かれて生まれてきますが、Suigyokuの種親は、マングローブ似の個体を選別しています。
オス
メス
どうですか、F2世代でも十分カッコいいでしょう。
アジア諸国で出回っているパンダテラピンよりも、はるかにマングローブDBTに近い個体達です。
私の前職の経験から、実は、F2世代でどの個体を選ぶかによって、形質が固定できるか、はたまた永久に中間体として終わるのかが決まってきます。
10月のとんぶり市より、SuigyokuのF3世代の販売をスタートしていますが、今季、3クラッチを経験し、合計18匹孵化してきています。
2025年第1クラッチ
2025年第2クラッチ
第3クラッチの子は、前回のブログにアップしてありますが、全孵化個体がマングローブDBT似の子で、本血統は形質が固定されていると考えて良いと思います![]()
それでは、F3世代の子を見ていきましょう。
Suigyoku F3
まず、右の推定メス個体の成長記録です。
孵化直後です。
全身黒っぽいですね。
続いて孵化後1ヶ月です。
白っぽくなってきてしまいました。
そして、現在です。
生後3ヶ月
現在は、頭部、四肢が青味がかったグレーになってきています。
次に、左の推定オス個体の成長記録です。
孵化後1ヶ月です。
この個体も、一旦は白っぽくなりました。
そして、現在の様子です。
生後3ヶ月
四肢、甲羅は黒く、頭部は、青白くなってきています。
Suigyokuは、成長に伴って頭部・四肢、甲羅の色、模様の濃淡、サイズも変化してくるので、飼育していて楽しいです。、
オルナータDBT、コンセントリックDBTも大好きですが、長く飼育しているとモチベーションが下がることがあります。
そんな時に、飼育環境にSuigyokuがいると、DBTの素晴らしさ、楽しさを再認識させてくれます。
Suigyoku,、これから世界デビューですね ![]()















