どんなDBTがタイプかな? ② KZカロリナスーパーコンセントリック血統 | ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

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アメリカ合衆国の汽水域に生息しているダイヤモンドバックテラピンの魅力を紹介します。

ここ数年で、Facebook「Diamondback Terrapins」をはじめとする海外テラピン(DBT)関連サイトから、カロリナ(セントラ)コンセントリックと称してアップされる個体がほぼ姿を消した。アメリカDBTブリーダー、或いはDBTに精通している欧米人は、背甲甲板に同心円模様のあるDBTに対して、純血のカロリナ亜種かノーザン亜種でない限り、亜種名を冠せず、シンプルに“コンセントリックDBT”と呼ぶようになった。DBTは、食用として亜種ごちゃ混ぜで養殖場で繁殖されていた歴史があること、ならびに近年では甲羅、皮膚の模様・色彩に重きを置き亜種間ハイブリッドDBTを意図的に創造するブリーダーも増えているので、巷にはハイブリッドDBTが溢れている。何もハイブリッドDBTが悪いわけではない、ハイブリッドDBTでも素晴らしい個体は沢山いる。要は、ハイブリッドの可能性のある個体に亜種名を付けることがおかしいのである。日本も国際基準に合わせて、純血かどうかわからない同心円模様のDBTに対しては、“コンセントリック”と呼ぶべきだと思うのだが、なかなかそういかないのが現状である。やはり、汽水屋自らお手本を示すしかないだろう。

 

さて、お盆休みに鎌倉市から1時間ほどで着ける神奈川県三浦海岸に行って参りました。

 

 

 

青い海、青い空、絶好のDBT撮影ロケーションということで、もちろん、2024年“KZ(汽水屋ZEROの意)カロリナスーパーコンセントリック血統”も連れて行きましたグッ

 

 

KZカロリナスーパーコンセントリック血統は、2019年に産卵・繁殖に成功して以来、今年で8年目になります。

オス親“スーパーホワイト”とメス親“ホワイト”は、共にJames Lee血統のカロリナコンセントリックということで購入しました アメリカ

 

左:スーパーホワイト、右:ホワイト

 

メス親ホワイトは、巨頭、背甲側部ラインは平行、背甲後方は下を向いており、百パー純血カロリナ亜種で間違いないのですが、オス親スーパーホワイトは、細い頭部、丸みのある背甲をしており、純血カロリナ亜種か繁殖者のJames Leeのみぞ知るところです。

 

本血統に関しては、現在、第2クラッチと第3クラッチのベビーを飼養中です。

 

 

KZカロリナスーパーコンセントリック血統の特徴は、頭部の模様に関して言うと、ドット模様か破線模様の個体が多く、ライン模様の個体は稀にしか生まれてきません。

 

まず、ドット模様の個体から見ていきましょうビックリマーク

 

 

 

メス親ホワイト似のドット模様ですね。

 

同じく、ドットタイプの個体ですが、こちらは甲羅の地色が濃い分、顔のドット模様も濃く大柄な個体です。

 

 

 

次に、破線模様の個体達をご紹介します ニコニコ

 

 

 

この個体は、目から横に破線が入るタイプですが、背甲の地色も明る目なので、成長に伴ってコンセントリック模様が浮き出してくる可能性が高い個体ですキューン

 

こちらも、同じく破線模様の個体ですが、縦に破線が入るタイプですね。

 

 

 

本血統は、オス親とメス親が別血統であることは言うまでもないですが、頭部模様、甲羅の感じが全く異なるペアなので、生まれてくる子も二つとして同じ模様・フォルムの個体はいないです。

 

さあ、今回のラスト個体です。

頭頂部虫喰い模様が、メス親ホワイト譲りの“クラウン(王冠)”タイプの個体です。

 

 

 

顔の模様は破線模様で、2019年マイコレ個体の“トキワ”を全ての面で凌駕した個体です。

 

以上、KZカロリナスーパーコンセントリック血統のご紹介でしたが、本血統の最大の特徴は、孵化してから成長に伴って、早い段階から背甲コンセントリック模様が浮き出してくる個体が多いことで、その点が名前に“スーパー”を冠した所以なんですね ウインク

つづく