ダイヤモンドバックテラピン(DBT)の繁殖は、ペアリング、産卵、卵の保温管理、孵化の4段階に大別することができる。DBTの亜種により、どの段階が難しいかが異なっている。例えば、オルナータDBTであれば、他の亜種より比較的ペアリングは容易であるが、卵の保温管理の良し悪しにより、甲ズレ等の甲板イレギュラーが多発し、孵化率さえ大きく影響される。DBTの繁殖は、何年やっても超えられない壁があり奥が深い。そこが実に魅力的である。
さあ、今年も無事DBTの孵化が始まりました。
先陣を切って出てきたのは、期待通り我が家のエース血統、オルナータDBT ZJ血統でした。
例年ですと1stクラッチは質がまずまずなのですが、今年はレベル高いですね
レアピンクヘッド1匹、マッドホワイト1匹、頭部スポットレスノーマル2匹です。
全部で6匹孵化してきましたが、多甲板1匹のみでした。
続いて孵化してきたのは、同じくオルナータDBT PW血統でした。
1stクラッチは3卵産んで、全部孵化です。
おお、これは
左と真ん中の個体は、全身スポットレスです。
右の個体は、わずかにスポットが残っていますが、成長につれて白くなってくるタイプの個体ですね。
この3兄弟のように、同じクラッチから生まれたベビー達は、一部の形質が似てくることがあります。
良く経験するのがカロリナコンセントリックで、クラッチが同じ個体は、顔の模様が似ていることが多いです。
コロナ禍以降、国内外で流通するDBTの数が減ってきていますが、我が家は例年通り、これから孵化ラッシュです