2021年オルナータDBT孵化スタート | ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

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アメリカ合衆国の汽水域に生息しているダイヤモンドバックテラピンの魅力を紹介します。

ダイヤモンドバックテラピン(DBT)の繁殖は、ペアリング、産卵、卵の保温管理、孵化の4段階に大別することができる。DBTの亜種により、どの段階が難しいかが異なっている。例えば、オルナータDBTであれば、他の亜種より比較的ペアリングは容易であるが、卵の保温管理の良し悪しにより、甲ズレ等の甲板イレギュラーが多発し、孵化率さえ大きく影響される。DBTの繁殖は、何年やっても超えられない壁があり奥が深い。そこが実に魅力的である。

 

 

さあ、今年も無事DBTの孵化が始まりました。

先陣を切って出てきたのは、期待通り我が家のエース血統、オルナータDBT ZJ血統でした。

 

 

例年ですと1stクラッチは質がまずまずなのですが、今年はレベル高いですね チョキ

レアピンクヘッド1匹、マッドホワイト1匹、頭部スポットレスノーマル2匹です。

全部で6匹孵化してきましたが、多甲板1匹のみでした。

 

続いて孵化してきたのは、同じくオルナータDBT PW血統でした。

1stクラッチは3卵産んで、全部孵化です。

 

 

おお、これは ポーン

 

 

 

左と真ん中の個体は、全身スポットレスです。

右の個体は、わずかにスポットが残っていますが、成長につれて白くなってくるタイプの個体ですね。

 

この3兄弟のように、同じクラッチから生まれたベビー達は、一部の形質が似てくることがあります。

良く経験するのがカロリナコンセントリックで、クラッチが同じ個体は、顔の模様が似ていることが多いです。

 

コロナ禍以降、国内外で流通するDBTの数が減ってきていますが、我が家は例年通り、これから孵化ラッシュです ウインク