KZカロリナスーパーコンセントリック登場 | ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

アメリカ合衆国の汽水域に生息しているダイヤモンドバックテラピンの魅力を紹介します。

画像は、James Leeの著書「Diamondback Terrapins」で紹介されている、マングローブDBT等の南部生息個体群間のハイブリット個体である。頭頂部の王冠(Diadem)模様から“Diadem terrapin”と称するようだ。

ハイブリット個体を賛美する人、断じて認めない人、様々であろうが、ハイブリット個体を純血種として普及するのは、容認できない。とは言え、人様が創出した個体にケチを付けるのは、性に合わない。

ならば、純血交配で、ハイブリット個体が持つ魅力を凌駕した個体を創出してやろう、汽水屋ZEROKZ)カロリナスーパーコンセントリック召喚。

 

 

過日ご紹介しました、カロリナコンセントリック2ndクラッチの中に、とんでもない個体がいました。

 

 

 

 

なかなかの個体でしょう(^^)v

 

ところで、ハイブリットカロリナコンセントリックの起源は、15年程前、心無い一人のUSブリーダーが、カロリナコンセントリックとマングローブDBTを掛け合わせた個体をカロリナコンセントリックと偽った事に端を発します。

 

James LeeStephen Chewのように、コンセントリックとカロリナコンセントリックを明確に分けて繁殖されていたブリーダーにとっては、衝撃的な出来事だったと思います。

 

このハイブリット個体、マングローブDBTと掛け合わしているので、カロリナ亜種本来の頭頂部の虫喰い模様からの変化が激しく、あか抜けています。

 

この部分に関してはカロリナ純血種では到底勝てないと思っていましたが・・・

さあ、我が家で生まれたKZカロリナスーパーコンセントリックの頭頂部です。

 

 

 

どうですか、負けていないでしょうウインク

 

カロリナ純血種ならではの、背甲のトリプルサークル、顔のシンプル模様、頭頂部の派手な虫喰い模様、四肢の白さ等これからの成長が楽しみな個体ですね照れ