カメ飼育歴は長かったが、繁殖を考えて飼育を始めたのは、2011年のオルナータダイヤモンドバックテラピン(DBT)が最初であった。
それからは、爬虫類ショップHerptile LoversにJames LeeのDBTが入荷する度、誰よりも先に名古屋へ足を運んだ。
その甲斐あって、現在の汽水屋種親軍団を築くことができたわけだが、叶わなかった事や悔しい想いも多い。
2012年に入り、オルナータDBTの飼育数が4匹に増えた頃、ふと、同ショップのホームページの過去売り切れリストに目が行った。
そこに載っていたのは、ただのカロリナコンセントリックではない。
顔の白さと絶妙にマッチした上品な模様、そして甲長7cmでありながら、強烈に浮かび上がった背甲のコンセントリック模様、繁殖者James Lee自ら、スーパーコンセントリックと冠した個体である。
この個体、2009年に入荷され、即完売したようで、残念ながら我が家にはいない。
この個体の存在を知ってから今日まで、同じ血統のJames Leeのカロリナスーパーコンセントリックを探し回ったが、国内に入ってきたのは私の知る限りたった6匹、しかも全てオスであり、さらにホワイトフェイズは6匹中2匹だけであった。
7年前、Herptile Loversの若き店長との熱いやり取りの末、James Leeカロリナスーパーコンセントリック血統の前身となった血統のベビーを手に入れることができた。
この個体が、今季有精卵を産んでくれたメス親ホワイトである。
オス親は、もちろん、James Leeカロリナスーパーコンセントリック血統のホワイトフェイズである。
欲しくてたまらなかったJames Leeカロリナスーパーコンセントリックが、今まさに孵化しようとしている。
つづく



