オルナータDBTの白を考える ① | ダイヤモンドガメに魅せられて Fascinating Diamondback Terrapin

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アメリカ合衆国の汽水域に生息しているダイヤモンドバックテラピンの魅力を紹介します。

ミドリガメが、緑色のまま最大甲長10cm前後で成長が止まる亀だったら、こんなに国内の河川、池に放たれることもなく、日本の侵略的外来種ワースト100に指定されるなどという汚名を着せられることもなかったであろう。

ミドリガメに限らず多くのカメは、幼体時の派手な色彩を成長に伴って失い、代わりに渋さと迫力、そして野生の姿を漂わせるようになる。

では、ダイヤモンドバックテラピン(DBT)に関してはどうだろうか?大手爬虫類ショップの若き店長は、“テラピンはベビーの時が一番汚いんです、成長に伴ってどんどん綺麗になるカメなんです”とお客さんに説明する。実に、的を射た購入意欲をそそる一言である。

 

さて、DBT7亜種の内、成長に伴って一番劇的に、頭部を含めた皮膚の色が変化するのは、異論を挟む余地なくオルナータDBTである。

 

今年は昨年に比べ、我が家ではホワイト系オルナータの孵化が多く、白の質の異なる個体が多数揃ってきましたので、この機会に皆さんにご紹介したいと思います。

 

以下、同一個体のベビー時代から現在までの画像をアップしました。

 

1.ノーマルホワイト

これは、ノーザンやカロリナの白とは異なるオルナータ独特の透明感のある白です。

 

孵化直後から数ヶ月間は頭部、四肢の色が、グレーや黒褐色など暗めのパッとしない色をしていますが、成長に伴って、徐々に透明感のある青味を帯びたあるいは赤味を帯びた乳白色に変わってきます。

最終的にどこまで白くなるかは、個体、血統によって違いがあります。

 

ノーマルオルナータのベビーが、将来どんな色になるかは飼育してみないと分かりません。

そこがまた成長、飼育の醍醐味であり、オルナータDBTの最大の魅力の一つだと言えます。

 

 

 

 

 

2.マットホワイト

これは、ノーザンやカロリナの白とほぼ同色ですが、若干つやがない感じがする白です。

 

昨年、オルナータZJ血統から、孵化した時点でマットホワイトの個体が生まれてきていますが、それ以降は、孵化直後はノーマル個体、数ヶ月かけて頭部、四肢に白がのって来るタイプのマットホワイト個体が生まれるようになりました。

 

先のノーマルホワイトの場合、個体の体調、外部環境によって、頭部の色が日々変化しますが、マットホワイトは、個体の体調等どんな場合でも侵害されることがない、これぞリアルホワイトといえる白です。

それ故、頭部に黒いスポットが無い個体が理想ですね。

つづく