良くも悪くも子は親に似る。この子は、父親、母親どちら似だろうか?
仮に、顔が母親似でも、背の高さ、性格等、全てが母親に似るわけではない。それは、例えば、目の色、顔の形といった一つの形質は、父と母、両方から遺伝情報を受け取り、遺伝子が対になって、子の目の色、顔の形が決定されるからである。
ある時は、父親の遺伝子が姿・形として表現され、またある時は母親のそれが現れてくる。さらに、両親の遺伝子の中間を採った姿・形になることもある。
残念ながら、昨年の繁殖データだけで、オルナータDBTレアピンクヘッドの遺伝様式、正確な出現率について言及することはできません。
しかし、多くのDBT愛好家の疑問である、レアピンクヘッドの暫定出現率、ノーマル個体と掛け合わせた場合のレアピンクヘッド出現の可能性について、今回は主観を交えてお話しします。
まず、2017年のオルナータDBTレアピンクヘッドの暫定出現率です。
下の画像は、昨年生まれたZJ血統の頭部が赤っぽいピンクヘッド個体です。このタイプもレアピンクヘッドに含めると、ZJ血統のレアピンクヘッド暫定出現率は、実に37.5%になります。
これに対して、オルナータPW血統のレアピンクヘッド暫定出現率は、16.0%です。
両血統におけるこの差はどこに起因するのでしょうか?
種雌“James”(ZJ血統)と“もも”(PW血統)のレア度を比べた時、同格かホワイトヘッド分だけ、ももの方が若干高いと思われます。それにも関わらず、ZJ血統の方が、レアピンクヘッド出現率が高いのは、雄のピンクヘッド遺伝子の差によると考えられます。
我が家で最強のピンクヘッドは、疑う余地はなくZEROです。
恐らく、ピンクヘッド発現に関わる幾つかの遺伝情報(例えば、皮膚の色素欠損、皮膚の厚み等)に関して、遺伝子がホモになっている唯一無二の個体と見られます。
ZERO
それでは、PW血統の父親ちーは、どんな位置づけになるのでしょうか?
ちーの場合、皮膚の透明感が低く、ドット模様が大きく、濃い等から、ZEROのようなホモ遺伝子を持った個体と、レアの血が入った個体とを掛け合わせて生まれたF1個体と考えています。
そう、我が家で言ったら、昨年生まれたZJ血統のまみえに相当します。
まみえ
まみえ(左)とZERO(右)とを比較すると微妙な差ですが、確実にピンクの深みが違いますね (;^_^A
まみえクラスのレアピンクヘッド個体と、他血統の遺伝的にノーマルな個体とを掛け合わせたとします。
成長段階でピンクヘッドになる個体は生まれてくると思いますが、恐らく、レアピンクヘッドは、生まれてこないと予想しています。
まみえとその兄弟のノーマル個体(レアの遺伝子が入っている)とを掛け合わせたとします。
この場合は高い確率で、レアピンクヘッド個体が生まれてくるでしょう。さらに運が良ければ、ZEROクラスの遺伝的にホモの個体も生まれてくるでしょう。
そう、お察しの通り、レアピンクヘッドを多数産出している我が家でも、ZEROクラスの個体を産出するという夢は、まだ叶っていないのです。





