才加の卒業公演を見てて、ちょっと思いました。
この前の、あっちゃんのめざましライブを見てても思いました。
彼女たちの女性ファンの多さ、というのはかなりすごい。
いわゆるドルヲタというくくりの中では、女ヲタと呼ばれたりもしますが、あっちゃんのファンあたりだとその言葉がまったく似合わない層が確実に、しかもかなりの数が、かなり熱狂的な温度で、いたりするんですよね。まあ、その温度だけを観点にすればヲタと呼んでもいいのかもしれないけど。
女性ファンの多さ、そしてその年齢層の幅の広さは、ちょっと驚いてもいいことのような気がします。
仮にも、AKB48という「女性国民的アイドル」の20代前半の女の子を相手にしてるのに、です。
もちろん、男性ファンのほうが圧倒的に多いんですけどね。
女性ファンの多さは、女性タレントが芸能界で生きていくためには、非常に重要なアドバンテージ。
よく「女性ファンは遅れてきて、いちばん初めに去っていく」と言われますが、ここで言ってるのは、そういうライトじゃないファンのこと。
女性が女性の内面にひきこまれてファンになっている場合は、ちょっとやそっとで離れていかない。
男性ファンの心の中はよくわからないけど、少なくとも「擬似恋愛」の対象ではないので、少々の恋愛スキャンダルぐらいでは、びくともしない。
あら、オイタしちゃったのね~。若気の至りね~。…的な受け止め方で、それほど重大事にとらえることもなくスルーできる。
よっぽどの非人道的な行為だったり、非倫理的な行為だったりしない限りは、大丈夫。そう、よっぽどじゃない限り。
何も期待しない。何も求めない。
いつも笑顔を見られて、いつも頑張っている姿を見られて、成長している過程を見られて、本当に時々でいいから泣けるほどファンのことを思ってくれてるのが感じられれば、それで満足。
年齢なんて関係ない。それはおそらく「共感」であり、同時に「尊敬」という言葉に近い。
もちろんこれは、女性だけでなく男性ファンでも同じ感覚の方がたくさんいらっしゃるのは、重々承知しているのですが。。。
私にとっては、「松井珠理奈」という16歳の女の子もそういう存在です。
アイドルとしては、良いのか悪いのかわからないけれど。このグループにいる以上は、握手券がたくさん売れる方向性で頑張ったほうがいいのかもしれないけど。
どうか、珠理奈も才加やあっちゃんのように、女性からも心底惚れられる人であり続けてくれると嬉しいです。。。
見た目だけの、内面にひかれたわけではない上っ面な感じだと、ファンなんてすぐにいなくなる。若さやフレッシュさは、あっという間に、新しい世代に塗り替えられていきますから。
もちろんタレントなので、見た目は超重要だし、普通は見た目から入りますけどね。見た目から入って内面に触れてもらえばいいだけだし、見た目で引っ掛からなければ、まず、まな板の上にものれないわけで。
で、結局は何が言いたいかっていうと、そんなにないんですけど。
見た目が評価されるのはとっても良いこと。
パッと見の印象って大事。
でも、見た目の印象だけで終わらないことが、もっと大事。
内面を表現し伝えていくのって、普通の人間でも、ものすごく難しい。
ましてや、アイドルという職業の人間では、きっとさらに難しい。
それを伝える役割の一端を担うのは…実はファンだったりするのかもしれませんね。
まあ、つまり。
声出して行こう!
…って感じ?笑