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ありすいんぶろぐーらんど

のほほんとブログやってきます(●´`)ノ



クレーマー対処も仕事だし、面倒でも行かなければならない。


とりあえず、朱李さんに話を通そう。


お宅の場所だけは拝見しておこうと思い、用紙の地図を見てみる。


「へっ……?」



直後、私の口からは間抜けな声が出ており、


「蓮さーんッ!」


……と、『俺地理だけは得意なんだょね☆』と言っていた蓮さんの名を呼びながらエントランスへ駆けていた。

              
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「「「キャァァァァァァッ!」」」



溢れんばかりの大歓声。


「蓮ッ!葵様が到着したみたいだょ!」


人の入り混じるエントランスで、隣に居る蓮に話しかける。


言い終わってみて、気づいた。


そっか、私が暑いって言ったからジュース持ちに行ってくれたんだった。



『キミ、見たこと無いけど可愛いね♡ここの社員だよね?どこの部所?』



ふと、蓮の声が少し遠くで聞こえてくる。



『まじで!?キミみたいな美人見過ごしていたなんて、俺としたことが……まぁ、麻穂には劣るけど♡』



あぁ……またか。


知ってる、分かってる。


私を大切にしてくれている事も。


私が一番だって思っていてくれている事も。


軟派した女の子達に私の自慢をして引かれてる事も。


━━━全部、知ってる……はず、何だよ?
なのに。





何で私、泣いてるの……?


ただ、葵様をお出迎えに来ただけ。


蓮と居たかったからじゃなくて……。



『蓮さーんッ!』



丁度、私の良く知っている人が、蓮の名前を叫びながらエントランスへ駆けてくる。



「しょぉ、か……ちゃん……っ」



「えっ、麻穂!?」



私に気づいた翔香ちゃんが、駆け寄ってきてくれた。


その瞬間、蓮と出会ってからの5年間溜めてきた思いが全部溢れ出てくるように、
泣いた ━━。



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