そもそも人はどんな方でもスピリチュアルな
要素を持っているといえます。
物質的な肉体という物に霊魂(スピリット)が宿っているのが人間の姿ですので、スピリチュアルな要素がない方がおかしいと言えるのです。
目に見えない、科学的に定義できないからと言ってそれをないものと判断してしまうのは早計ですね。
私たちはインスピレーションや直感、虫の知らせ、夢で不思議な体験をするなどによってこのスピリットの働きを感じてきました。
それらの体験は特別なものではないですが、人によっては何かよくわからないものに対して恐怖を感じる人もいます。
誰しも、よくわからないものに対しては恐怖心や不安を感じたり避けていこうとすることもありますが、この21世紀の風の時代と呼ばれる新しい時代に入って、いつまでも旧態依然とした時代の考え方の様に物質だけを信奉することはやめて視野を広げてみましょう。
意識や想念は波動
よく、波動を上げるという言葉を聞きます。
波動とは波の性質を持っているエネルギーです。
音や光が波の性質を持っていることは学生時代理科で習いましたね。
近年の最新科学である量子力学では想い(想念)や感情も波動の性質を持っているということが明らかにされてきました。
音は音速、光は光速という伝わる速さが決まっていますが、想念の波動はそれが生まれた時瞬時にあらゆる場所に伝わるとされています。
SFではテレパシーという想念の伝達方法がありますが、地球の裏側に居ても瞬時に思いは伝わるという事ですね。
私たちは原始の時代このテレパシーを操ることができていたと考えられますが次第に退化していったのだと考えられます。
現代人の中でもときおりテレパシー能力や遠隔察知能力を持っている方がいますが、そういう能力を持っている方はいわゆる霊能者として活動していることが多いですね。
こういった特殊な能力は、3次元という私たちが生きている現実世界から4次元、5次元という別の次元にちょっと入り込むことで人類全体がつながっている集合無意識の世界や潜在意識という深い海の中のようなところに入って情報を察知したり伝えたりしているものではないかと考えます。
霊能者ではない一般人の私たちも「祈る」という事によってこの潜在意識レベルや集合無意識レベルに入り物事を改善する働きかけができるのです。
祈りの力
他者のためを思って祈るとその波動は瞬時に相手の潜在意識レベルに到達してよりよいことが起きるように働きかけをするそうです。
また、祈った本人もオキシトシンと呼ばれる通称幸せホルモンの分泌が増えて心の平安が強まるなどのメリットがあることが米ウィスコンシン医科大学の研究機関で発表されたそうです。
「利己」ではなく「利他」の行動が自分にもプラスをもたらすという事なのですね。