行けば判るさ | 明日できること今日はせず
- 目の前にぶら下がったパンを食欲に任せてただ齧り付いて来たようなものだが、俯瞰で眺めると必ず方向性が見えて来る。シナリオの書き手は明らかにいる。完成の暁には熟考の末、計画通りです。という顔をし、なんだか判らないが、こんなことになってしまいました。という顔はしない。しかしながらシナリオの書き手は外側にいる訳でなく、丹田辺りに潜んでいると踏んでいるので、頭はあまり使っておらず、熟考は正確とはいえないものの、私由来のものであるのは違いない。私も草木同様自然物、出来の悪い頭さえアテにしなければ間違いはないだろう。

