最近は、展示前提に人物像を制作しているので、仕上げも地味に進めている。着彩のことも考える。マクワウリは様々な種類があり、室町時代はどうだったのかは判らないが、よく見る真っ黄色のものより、ちょっとスイカじみた物の方が原種に近いっぽく?見えそうである。とりあえず1作目の『乞食大燈像』は、そんな大燈国師に憧れ影響を受けた、一休宗純の竹竿に骸骨の『初鴉』と並べてみたい。撮影が終わったら髭を取り除き頭部を元に戻し、正装姿の大燈国師も作りたい。来年橋の下での『大燈雨宿り図』を制作することになれば、再び髭を生やせば良い。 いずれ大燈国師を含め、一休宗純を軸として脱俗超凡の世界の住人として寒山拾得などで個展を考えてみたい。