建長寺訪問後、腹の具合が悪い。バレエを一度観ただけでニジンスキーで個展を開いてしまった私も、坐禅を一度もしたことないのに建長寺開山を、和尚様がおっしゃったように「頼まれもしないのに。」まるで発表の予定に向けて制作しているような顔をして作り続けて来た。 そもそも通常と違い、特定の寺の開山をモチーフにしたのだから建長寺以上に展示するのに相応しい場所などない。さすがの母も、授業が始まってるのに図書室から出て来ず騒ぎを起こすような、ブレーキが効かないところは、大人になれば治ると踏んでいたはずだが、そうはいかなかった。私としては、これは生まれついてのことで、不細工や足が短いことが本人に責任がないのと同様、私には責任がないと考えている。といいながら、プレッシャーに対し腹具合は実に正直である。しかし某事のおかげで、明日あたりから腹具合は回復することだろう。