元寇に関する新たな資料を入手。引っ越しの際、大量の本を処分して来たので、後の人生、制作に関する資料だけで良いと考えている。なので書店、古書店巡りも一切せず、もっぱらネットで探している。書店を出る時、予定外の本を抱えている、ということは避けられる。今は何かを取り入れるより、自分の中の物を出来るだけ吐き出すことに専念すべきだろう。結局、幼い頃に思った、頭に浮かんだイメージはどこへ行ってしまうのだろう?それを確かめるのが私の制作である、結局それに始まり、それに終わることになりそうである。禅的モチーフを手掛けることになったのも、決して偶然ではないと今は確信している。 明日は老衰のためか、すっかり元気のないホームの母のところへ行くので、報告して来よう。あれだけ口うるさかった母も、思ったほどには妙な道に走らず、と思ったか、ある時以降ずっと応援してくれた。昔父が入院を前に、今まで好きなことをやって来たんだから、と仕事を手伝うよう、コソコソ言っているのを聞きつけ、台所から飛び出して来て、何を今更!と大変な剣幕だったのは忘れられない。