昨日のギャラリートークで、今回開発?した中国山水風景の作り方を話してしまったろうか?覚えていない。私の作り方に秘密などないが、メガネのレンズ部分に何を使っているかはあまりいった記憶はないし、中国調山水風景の作り方もあまり喋らないつもりでいたのだが。聞いてしまうとなんだ、そんなことかよ?と思われるようなことは、言わないに越したことはない。 寒山拾得など、事あるごとに、一生作り続けて良いようなモチーフだが、深山に住う寒山は、件の手法で霧に包まれる岩窟に暮らす寒山は作ってみたい。また岩を硯に墨をする拾得、それで岩肌に寒山詩を書きつける寒山。それに今回の一休宗純、臨在義玄に匹敵するインパクトのある、こんな人物は私しか立体化しないだろう、と思われる人物を作りたい。その他、禅機画、動釈画のいわゆる禅画のモチーフの熟成具合は古典落語の比ではない。ふげん社に向かう車中にて、昨日のブログを書く。
Don't Think, Feel! 寒山拾得展
人形作家・写真家 石塚公昭 作家活動40周年記念
10月13日(木)〜11月6日(日)
石塚HP