やはり連日の嫌な夢は猛暑のせいである。今朝の夢も〝実演〟絡みであった。私が先日、寄席の出演をすっぼかしてしまい、よりによって三遊亭円朝と志ん生の二人に散々絞られ、最後のチャンスだ、と私の十八番を明日、二人に披露しなければならない。そうだ稽古しないと。ところで私の十八番ってなんだ?例によって、存りもしない物にもだえ苦しめられるパターン。汗だくで目が覚める。あの二人、私が作った二人じゃねえか。作り物の分際で。目が覚めながら子供に裏切られた親の気分が少々残る。 区役所に行き用事を済ませ、昨日に引き続き8×10展を覗こうと思ったら飯沢耕太郎さんよりこれから金魚坂へ、とのメールをいただく。初めてと言うくらい長くお話し出来た。ド素人の私が孤独にピクトリアリズムに立ち向かっていた頃、現行で読めたのは飯沢さんの「芸術写真」とその時代、だけであった。私としては私の大リーグボール3号はピクトリアリズムの系譜の内だと考えている。この手法に、名前を付けて頂くとしたら飯沢さんしかいない。改めてお願いする。 初めて個展に来て頂いた時、某有名ミュージシャンが何故?と思ったライターの納富廉邦さん。相変わらずの見巧者ぶり。本日はお二人のおかげで、ようやく作品について語ることができた犀星生誕130年目であった。
7月17日~8月4日本郷三丁目『金魚坂』にて。8月1日は犀星生誕130周年。
【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第15回『美容院には行かないで』
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界
