『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟
深川江戸資料館ゴールデンウイーク特別展『深川モダン』~文化で見る近代のKOTO~ 泉鏡花、谷崎潤一郎、永井荷風(杉浦日向子コーナーには葛飾北斎像)
4月20日~5月6日(休4月22日)
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube
数年前までは、八時間寝る事など考えられなかったが、朝昼兼の食事を済ませると眠くなり、トイレで何度か目が覚めるものの、起きたら夜になっていた。睡眠時間が短い頃は、寿命を稼いでいるような物だ、などと言っていたが、確かに損をした気になる。しかし目が覚め、慌てて制作中の室生犀星の首を見て、イメージが昨日と違う、まだ出来ていないではないか、とがっかり、と言う日々は過ぎたので、ようやく展示の会期を決められる気分になれたのである。7月に決めてしまえば、川端康成を作り始めてしまう事を避けられる。私はこういう事になると、全く自分を信用出来ない。太宰治の写真集が川端康成とセットであることが、内心危ないと思いながら、どこかで〝これは川端を作れという事だ〟と作り始めてしまわないか、と実は戦っていた。ブログを読んだ友人等の〝また始まった。川端を始めるぞ〟と言う顔も浮かんだ。制作する事により得られる快感物質の幼い頃からの中毒患者である私は、川端康成を始めてしまう事を阻止するには、会期を決めてしまうしかない。そこで昨日7月中と決た。今日の睡眠超過も、昨日の〝7月に決めると川端が作れないぞ〟と葛藤したせいもあるだろう。こう思うとタバコの禁断症状など大したものではない。
『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟
深川江戸資料館ゴールデンウイーク特別展『深川モダン』~文化で見る近代のKOTO~ 泉鏡花、谷崎潤一郎、永井荷風(杉浦日向子コーナーには葛飾北斎像)
4月20日~5月6日(休4月22日)
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube