北斎は画室と縁側の場面を考えている。縁側には庭が続いているが、散らかるたび引っ越ししていた北斎父娘であるから、手入れの行き届いた庭であるはずがない。どこからかふさわしい庭か地面を持ってこなければならないだろう。リアル感は案外こんな所で左右される。画室だろうと縁側であろうと、ただの老人ではなく、“画狂老人”と自ら名乗る人物であることは心得て制作するべきであろう縁側でただ日向ぼっこの老人ではしょうがない。まだ何も浮かばす。例によって、さてどうしょう、なんて考えても、たいしたことは浮かばないであろう。北斎は取り敢えず2体、撮影用の写る所しか作らないのではなく、展示前提の作品とする。朝日新聞夕刊にリコーイメージングの告知載る。このまま涼しくなってくれるといいが。
石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家たち- 2018年7月25日(水)~9月2日(日)(火休)
新HP
旧HP
※『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載9回『牡丹灯籠 木場のお露』
展評銀座青木画廊『ピクトリアリズムⅢ』
石塚公昭幻想写真展-生き続ける作家たち- 2018年7月25日(水)~9月2日(日)(火休)
新HP
旧HP
※『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載9回『牡丹灯籠 木場のお露』
展評銀座青木画廊『ピクトリアリズムⅢ』