フランケンシュタイン博士は自分が作り出した怪物に感激して思わずそう叫んだのではなかったか。 携帯に届いた友人からのメールには孤独死という単語が含まれたメッセージが2通あった。それが心配だ、と80過ぎた母親に持たされたのが私の携帯電話である。私は生きている。二十歳の工芸の専門学校卒業間際。女の子と名残り惜しさに二人で酒を飲んでいたら、居留守を使った私の部屋を、インスタントラーメンと酒ばかりで倒れているかもしれない、と心配した同じ陶芸科の年上の友人二人に雨戸をこじ開けられてしまった。現在岩手で陶芸作家のN君は昨年暮れに、高校時代から大事にしていた志賀直哉本をせんべい汁とともに送ってくれた。まだまだ復興には程遠いときく。三重県で陶芸家のN君は、かつて伝統工芸展で朝日新聞社賞を取り、日曜美術館でトップに紹介されていたが、先日、エロサイトから数十万の請求が来て、どうすれば良いだろうと相談の電話があった。ご丁寧に先方に問い合わせしてしまったらしい。以後無視するようにいっておいた。というわけで私は生きている。 昨年暮れに、愛用のパソコンがおかしくなり、それから連続して色々あり、しまいには癇癪起こして某機械の電源コードを引っこ抜いてしまったり。 ネットカフェの会員証も見当たらない有様で、これだけブログの間を空けた覚えがない。おかげで半月ほど『注ぎ殺しのT』さんをサラシ物にしてしまった。 さらに昨晩携帯を壊し、本日は私には似合うはずもない真っ赤な代替え機である。ついにここまできたか。 昨年暮れから我が家のマシン類はあきらかに呪われている。 というところで会員証が出てきた。またネットカフェ通いになろうが、とりあえず更新をするつもりである。ついでにこの間、数日分のブログの更新を。

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