本文(?)は下の方にあります。
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■雑煮
新橋にある三つの地域のアンテナショップの飲食店でお雑煮企画を開催しているので行ってみた。
ただし、餅ばかり食べるわけにはいかんし、実際に食べたのは奈良と鳥取のお雑煮だけだ、すまんな。
※三つの地域のアンテナショップの飲食店
Cafe&Barまほら(奈良)
ビストロカフェももてなし家(鳥取・岡山)
かおりひめ(香川・愛媛)
①奈良
これだと何も入っていないように見えるので汁を飲んで追加撮影。
白味噌仕立てに里芋、祝い大根(敢えて細め)、他に人参が入っている。
そして、きな粉!
どうやって食べるかというと、味噌汁の中に入っている丸餅を取り出してきな粉を付けて食べる。ふーむ。
奈良の名物の葛餅もきな粉で食べるからな。そういう流れかしら。
②鳥取
小豆の中に丸餅。お汁粉じゃん、と思った人は正解である。まんまお汁粉だ。
ただし地域によって出汁を加えることがあるようだ。
ちなみに、コーヒーは追加注文。おそらく備前焼と思われる陶器に注がれたコーヒーは密かにブログ主のお気に入り。
③´香川
ここからは昔の写真。
今は運営会社が異なるので、少し違うかもしれない。
白味噌仕立てに小豆餡入りの丸餅が入っている。
江戸時代、香川は砂糖の産地であったが庶民の口には入らなかったため、正月だけは甘いものをということでこのスタイルになったらしい。白味噌は甘めで合わなくはないんだけど、出汁がいりこだしなのよね。
④´愛媛
多分、東京人に馴染みやすいのは愛媛のお雑煮。
餅が四角いか丸かという違うがあれども、馴染みやすい味付けだと思う。
⑤´岡山
出世魚のブリを入れるということで美味しそうなのだが、諸般の事情で食べられていない、ごめんなさい。
皆さんはお雑煮食べましたか?
……という無難な問いかけで締めることとする。オタッシャデー!
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……まだだった。
■FOLFOX入院23サイクル
◇採血結果
微妙だな、おい。
CEAとALP(IFCC)が少しづつだが上がって来ているし、Ca(カルシウム)が上がっている。
アミラーゼの値は良いので骨に効いてないのかと思わせる結果だ。
あとは、飲酒する人にはお馴染みのγ-GTPが跳ね上がっているのは薬害性だな。
……と思っていたら、偉い先生の回診の時に「採血結果見ましたが、すごく良い値でしたよ」と言われた。
ああ、それな。
今回は総蛋白の値が良く、また前回基準値を割った白血球数が 2.8 → 4.2 と急回復したのだ。
医師としては、健康状態は良好で治療続行に支障なしという見立てだろう。
◇FOLFOX入院23サイクル
正月明け初日ということで入院患者も少なく、久しぶりに消化器外科(下部)病棟に帰って来た。
調剤も早く(下で解説する)、早い時間に帰ることができた。
副作用は二日目にやや重い気がしたが、大きな支障はなかったな。
■化学療法入院当日の流れ
案外へぇーな内容もあるかもしれないので、軽いノリで書いてみる(私の病院の場合だ)。
以前書いた内容と重複する部分があるかもしれない。
①起きる
患者の方には自明なのだが、入院日はあっても入院は確定ではない。
採血の結果を見て診察を終えてから、入院となる。
最近は9時から10時の間に診察時間が設定されているので、だいたいその一時間前くらいに採血を済ませるように行動するのだ。
②病院に入る
ここ最近は朝食を摂らずに病院に直行している。
だいたい入院日は元気で、病院の建物を見上げるとテンションが上がる。病院好きだね、われ。
③自販機でお茶を買う
受付階から各診療科に上がる前に自販機でお茶を買う、これルーチン。
森の動物たちがかわいく描かれた自販機で、売上の一部が小児がんの支援に使われているらしい。子供の頃から苦しんでいる子がいるのに~という気分になる。
④採血する
採血前に先のお茶を何口か飲んでおく。
充分水分を摂っている人なら不要だが、こうしておくとスムースに採血できる(かもしれない)。
化学療法をすると血管炎の影響で採血しづらくなるということるのだが、脱水の場合もある。
採血室は先の都合上、かなり早い時間から空いている。
だいたい10人態勢で採血されており、15分以上待ったことはないと思う。
⑤朝食にでかける
結果が出るまで1時間程度かかるため、最近ではこのタイミングで食事を摂ることにしている。
⑥診察
チーム医療なので診察は、その曜日の外来担当か研修医が行う。
研修医の場合オペ中のこともあるので、2時間くらい待ったことも何度か。まあ本を読んだりして待っとります。
今までなったことはないのだが、栄養状態や血算の値が悪かったりすると延期することもある。
ここを通過すると薬剤部に調剤のオーダーが発行される。
抗がん剤は身長/体重などを考慮して量が調節されるので、既製品をそのまま投与するわけではないのだ。ちなみに、万全を期するのであれば身長/体重を測定後にが正しい運用なのだが、身長/体重は前回の値が使用される。
⑦患者サポートセンター
患者サポートセンターで当日入院の手続きを行う。
⑧入院グッズレンタル
⑨病棟
病棟に入って身長/体重測定、病棟薬剤師が来てお話。
ここから先は以前にも書いたと思うので割愛するが、薬剤部の調剤待ちになるのでスムースに開始されることの方が稀である。
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