亀井静香金融・郵政担当相は12日の参院予算委員会で、政府が提出予定の郵政改革法案を巡り「開かれた議論になっていない」と批判され、激高する場面があった。

 自民党の世耕弘成議員が、05~06年の郵政民営化論議を振り返り「自民党も賛否わかれて大議論を行った。時間をかけ議事録も公開した。だが、見直し論議は密室だ」と批判。

 亀井氏は「私は徹底的に反対した。自民党の9割近い議員は民営化に反対だったが、大臣にしない、公認しないという圧力でみんな賛成に変わった」と恨み節を展開した。

 世耕氏が「過去は聞いていない」と声を上げると、「あなたが過去のこと言うから、言ってるんですよ。黙って聞きなさい」と声を荒らげた。【鈴木直】

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