今奏でてる願いよ響き渡れ | Diosá-The first decade-
心理学における【英雄症候群ヒロイック・シンドロームをご存知でしょうか?



英雄症候群ヒロイック・シンドローム

英雄症候群とは、英雄願望や自己顕示欲の強い、偏った思想を持つ人間にありがちな精神状態を示します。


英語では、Heroic Syndrome(ヒロイック・シンドローム)と呼ばれています。


但し、「症候群」という表現を含んでいますが、実際に治療の必要とされる医学的な意味における「病気」または「精神疾患」とは無関係であり、言わば「厨二病」に近い概念です。


たとえば、ある特定の場所で、大災害などでなんらかの大きなトラブルが起こった際、そこにいる人々の迷惑を顧みず、ただ自分の「義憤」や「正義感」だけに任せて強引に介入し、支援活動や救助活動を行おうとする自己中心的な人間が、英雄症候群に陥る人間として挙げられます。


自己中心的な義憤、正義感、政治的理由から機密情報を漏洩する行為や、その違法行為を賞賛する行為なども挙げられます。

事件で示すと、尖閣ビデオ流出事件や伊藤博文暗殺、二二六事件等が挙げられます。

直近の米国国防省機密情報流出事件は、どちらかと言えば厨二病が引き起こした事件と言えます。


警察官をはじめ、国家公務員や政治家にも発症しやすいとされています。

  1. 『英雄症候群』:英雄的な行為は中毒性があり、コミットメントの証拠ではないことを理解すべきです。一歩間違えば、ただの黒歴史にならざるを得ません。
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