都心南部直下地震(想定震源地大田区)を考える。(令和594)

●複数の想定地の中で、大田区が震源の想定ケースは、被害が大きく首都中枢機能への影響が大きく、羽田空港新幹線を含む各種鉄道主要道路などへの影響も大きいとの事です。

●大田区震源の大きな揺れは神奈川県・千葉県・埼玉県の首都圏全域に伝わり、液状化・急傾斜地崩壊火災延焼により大きな被害が出ます。

◎都心南部直下地震が起こると震度6強以上の範囲が大田区の9割以上に広がり、川崎市・横浜市も揺れによる液状化・急傾斜地崩壊が、多発すると思われます。

◇大田区の主な被害想定

令和45月に見直された都心南部直下地震によると、都心南部が震源(大田区)、地震の規模マグニチュード7.3、発生の時期冬の18時、北北西の風速毎秒8mの自然条件で大田区の主な被害想定は、人的被害:死者726、負傷者7,815、建物被害:火災18,884、揺れ・液状化・急傾斜地崩壊8,538、避難者313,000、帰宅困難者123,906