石垣島で学んだことⅡ(津波避難)令和5112

〇昨年(令和411523)はトンガ火山噴火によって「津波警報」が出たため、今回の宿でもある東横イン石垣島(海の近くの10階建ての津波避難ビル・前面道路海抜2.5m)では、市役所から津波避難ビルの対応(地域住民の受入)の要請があり、4階以下の宿泊者は5階以上の階で空いていた部屋への移動した。ホテル付近では消防によるサイレンが鳴り響いていた。

〇令和311月より、海抜26の旧空港跡地に石垣市役所を移転、津波など大規模災害時を考慮してとの事。

〇島の居住地は生活に便利な海岸付近に集中しているため、津波で9割の住居が浸水する可能性があり、島内には30か所の津浪避難ビルがあるとの事。

防災教育

〇台風対策は家庭・地域での教育が主で、小中学校での防災教育は津波からの避難訓練が主であるとの事。

252年前の1771年4月24日石垣島の南南東沖約40km地点を震源域とするマグニチュード7.4の地震により「明和の大津波」と呼ばれる大津波が引き起こされ、八重山諸島では9千人以上、宮古諸島では2千人以上の犠牲者を出したと言われている。