大田区議会令和44定 1130Ⅲ交通事故防止について

●交通事故を無くすため、自動車も自転車も、一時停止の遵守が重要と考えます。

●大田区内の交差点や横断歩道前で、車両が一時停止を怠ったため、事故になりそうになった場面を、何度も、何度も、見てきました。

●令和41024日発表されたJAFの調査によると「歩行者のいる信号機のない横断歩道でのクルマの一時停止率」は全国平均が39.8で、  6割のクルマは停止しないとの事です。

●また、令和4年度大田区交通安全のあらましによると、令和3年の車両側を、第1当事者とする一時不停止により、113も、事故が発生しています。

5 車両の一時停止の遵守を徹底させるために、警察による取り締まりだけでなく、区側でも出来る対応があると考えます。       区の見解を伺います。  

回答5

◇大田区内の令和3年における一時不停止による交通事故は、大田区内で113件発生していて、前年の58件と比較すると、事故件数は倍増している。また、自転車の交通事故関与率においては、49.0パーセントと半分近くの交通事故に自転車が関与していて、関与率に関しても増加傾向にあるのが現状。

◇区では、主に中高生を対象にスケアード・ストレイト方式による自転車安全教育を実施していて、その中で、交差点での事故の危険さ、止まれの標識を守るなど一時停止の徹底を啓発している。合わせて、一般の方々を対象にした啓発では、区内警察署と連携して交通安全運動期間中に自転車教室を開催し、交差点での一時停止の徹底を踏まえた安全確認方法など、正しい自転車の乗り方について啓発を実施している。

◇区としては、これらの機会を通じて、一時停止など交通ルールの遵守を引き続き呼び掛けている。

また令和4年11月には、自転車安全利用五則が変更され、交差点での一時停止遵守も追加されましたので、大田区ホームページでも周知している。

◇この他に、ポスター、リーフレット、多摩川河川敷における自転車の交通安全啓発活動などを通じて、啓発を進めている。

◇今後も、区内警察署と連携して、自転車の一時停止の徹底・啓発を進める。