大田区議会令和4年第2回定例会二日目令和4616

代表質問①大森駅西口都市計画について

◎今年は日本の鉄道150周年で盛り上がっていますが、東京で3番目の駅である大森停車場近くで、エドワード・モース博士が1877年に発見した大森貝塚も、あと5年で150周年55年後は、200周年を迎えます。

●私が小学3年生だった1977年は、大森駅西口周辺・池上通りにて大森貝塚100周年パレード、山王小学校では大森貝塚に関する作文を書き、オープン4年目の大森京成百貨店6階にてモースと大森貝塚展の開催など、大森貝塚100周年で大いに盛り上がりました。

 

 

 

 

 

 

また、大森駅西口周辺から馬込にかけての地域には多くの文士が住んでいたこと等、文化的に訴えるべき地域であります。

〇ところで、大森駅西口前の補助28号線では、自動車と歩行者、自転車と歩行者、自転車同士接触事故を何度も何度も見てきました、交通事故の死角を無くす自動車がスピードを出せない、歩行者が飛びだせないなどの対策が必要と長年感じてきました。

〇また、山王小路飲食店街、通称・地獄谷周辺は、毎年、大森消防団第八分団での年末消防特別警戒にて巡回を行っていますが、火災発生だけでなく、大地震発生時も、京浜東北線が止まり大森駅西口周辺は多くの乗降客で溢れる事が予想されます。また、犯罪抑止のため、まち中の死角を無くす必要もあります。

池上通りである補助28号線の拡幅及び大森駅西口広場の都市計画事業に向け、日本考古学発祥の地「大森貝塚」や多くの作家が住んでいた昭和文学発祥の地「馬込文士村」など歴史文化をしっかりと次の世代に伝える重要性を踏まえつつ、交通の安全・防災・防犯の観点からも改善を図るべきと考えます。

◎区の見解をお示しください。