平成23年1月30日(日)こだま森林組合視察
☆貿易の自由化が世界規模で加速する中、日本はTPPに参加する以外、道が無いのが現実です。
TPPを踏まえて、昭和30年代から完全自由化と向き合ってき一次産業である「林業」。埼玉県児玉群神川町にあるこだま森林業組合の視察会に参加致しました。
①伐採・搬出現場現地での視察
●新幹線本庄早稲田駅からマイクロバスで伐採・搬出現場に移動、作業道・高性能林業機械の視察とこだま森林組合・組合長からの現地での説明を頂きました。
⇒生産性を高めるため伐採・搬出時の作業機械は性能の良いもの使い、足りない点は随時、改良・改善するとの事です。
◆伐採時、良質A材として市場に出し、組合員にはたまげる程、還元することが可能になります。
②組合長の講話《林業の現状、課題、課題解決のための実践》
持続的な林業とは『切って』、『売って』、『植えて』、『育てる』。
こだま林業組合は基本理念が大事―マイ・スタンダードで120点を目指す―
◆こだま森林組合の基本理念
●組合員(森林所有者)のための組合
●結果として地域、社会、国土、水源、環境などに寄与する。
◆こだま森林組合職員の人材評価
①林業に対する意欲②地道で長い実践③謙虚さ④責任を取る勇気。
人材評価は上記4つで査定、評価しているとの事です。
☆優秀な木材は「強度」と「精度」で決まります。
☆外材との競争のためには、「適応できる態勢づくり」、「客の要望に合った高品質の商品を適正価格で供給し続ける」事が重用との事です。