実践政治スクール第81/19(水)「日本よい国」第3回日本再興の処方箋を考える。    講師:山田創新党党首

①なぜ日本人は幸福感が持てないのか

長期的・多面的・根源的に何が正義かを考える。

★他者のために己の天分を活かしきれる社会にする。

②真に自由(そして責任と相互尊重」を大事にしない社会

ⅰ「大きな政府」

★増税・重税社会は工夫・技術革新がなくなり経済力が弱まる。

★組織の論理と国の規制が個人のやる気を削いでいる。

ⅱ「中央集権」

中央集権は自由度を減らす。行政サービスも高くつく。

地方の事は地方に任せる。

経済・産業は道州制で対応する。福祉・社会保障は市区町村などの基礎自治体で対応する。

ⅲ「画一的な教育」

自由にものを考えなくなる。

他者を意識できなくなる。

③社会と歴史からの断絶

ⅰ社会(国家)から切り離された日本人。

「家」より「個人」「国家」より「個人」

「家族」があり「個人」がある。「国家」があり「個人」がある。

★国家を敵視する考えは間違い。

ⅱ歴史から切り離された日本人

★史実でないことは断固否定すべきである。

★「一国の人々を抹殺するための最初の段階その記憶を失わせることである」チェコの作家:ミラン・クンデラ

★「諸外国において歴史という教科は国語、数学と並んで最も重要な教科と位置付けられる。人々は自国の歴史をしっかり学ぶことで自国の理解を深め、やがて自然に国を愛する国民に育っていく。」

自国のことを良く知らない人間は外国で尊敬されることはない。日本がいかなる国なのかを自覚させる歴史教育の復活こそ、現代日本にとって最重要の課題の一つだと思う所以である。」中谷 巌

占領政策でつくられた自虐的支配、伝統や文化に無関心になり「戦後利得者」による支配があった。

④国家としての日本を取り戻すことから

首長の強い意志があれば教科書は変えられる。

◆まともな教育委員を5人、首長が選び議会で決める。

◆悪い教科書は排除し、まともな教科書を採択する。

TPP参加の意義

日本は自由貿易でGDP世界第二の国になった。

移民は管理的移民政策で対応。

ものやサービスは保護ではなく、知恵と工夫で乗り越える。

開国の遠心力と愛国の求心力をバランスよく行う。

もっと、我々の歴史的経験に自信をもつべきだ。