目眩も吐き気も治まったため、病院には泊まらず帰宅する事になりました。
自分は神、そして自分以外の誰もが神。
動物や道端の石ころも自分と同じ神。
ありとあらゆる物に神を感じました。
全てが平等で、尊い存在に感じました。
病院から家への帰り道、道端のアリを踏まないようにつま先立ちで歩いている自分がいました。
帰宅してから就寝までの記憶はありません。
翌朝、目が覚めた時に凄い光景が広がっていました。
目の前の全てが金色だったのです。
普通に見えるようになるまで暫くかかりました。
昨日のワンネスの感覚は持続しており、幸福感に包まれています。
外に出てみると再び眩しさを感じました。
特に植物がキラキラ金色に輝いていて、眩しさで目が開けられない位でした。
今までは木を見た時に、名前付きの〝木〝として見ていました。
しかし、その時は木を何の決めつけも無く見ていたのです。
一切の決めつけをせず木を見れば、金色輝く神だったのです。
昨日、自分は何もかも捨て、名前までも要らないと思いました。
何もかも捨て去った後に本当の自分に出会いました。
見える物全てが生き生きしていました。
今までは本当に見ていなかった事に気付きました。
心は平静で何にも影響を受けない自分が存在していました。
ピストルの銃口を向けられても、撃たれても、死んでしまっても動揺をせず、絶対平和の状態の自分がいました。
精神が鈍感になったんじゃありません。
要らない物を剥ぎ取った時、ピュアな神としての存在が残り、全てが一つと気付くと悟りの境地に入れるのです。
悟り方は色々あると思います。
私の場合、神からの恩寵だと感じています。
《続く》