こんにちは。

 

ねねの母です。2018年に長女が6歳10ヶ月という人生の幕を下ろして、現在2022年4月はじめです。あれから3年が経とうとしています。人にとってはもう3年も経つし、2019年はコロナという新たな感染症が世界を襲い、ウクライナ侵攻もあり世界が一変してしまいました。

私はねねがなくなったことが昨日のことのように、思い出し、どうも心が壊れてしまいました。

 

ねねが亡くなり、今はだいぶ状況が変わりました。まず次女はねねの年齢を越えました。無事に7歳になりました。私はadhd持ちでadhd特有の、日付のこだわりからくるものなのか次女がねねのなくなった6歳10ヶ月の同じ日を迎えるその日まで不安で寝れませんでした。日付が近くなる程体調を崩していくのです。それが日付が越えて月齢を越えて年齢を越えて行くと嬉しさと混じり複雑な心境になって行くのです。心療内科では仕方がない、とのことでした。時間が心を癒すそうなのですが、どうもまだ十分にその時間を取れてはいないようです。

 

3年の間、精神障害手帳は3級から2級に上がりました。ADHDに加え、ASD、PTSD、うつ、気分障害も追加しています。うつと気分障害は夫と同じ病名で正直悔しいです。しかし、自分でも薄々感じてはいましたがうつ病のようなものがあり、日常に波があり、体調が悪いことが続くことが増えました。3年の間、フラッシュバックも起きています。3年の間でメンタルは確実に音を立てて崩れていました。

 

今でもこのブログを見返すことができません。先ほど少し眺めていましたが、断片的にフラッシュバックが起こり、読み返すのをやめました。無理をすると日常生活に支障が出てくるのです。これは闘病中にきちんと自分と向き合って涙を流してこなかったからだと思います。

ねねが亡くなってしばらくして、神経芽腫の治療で抗GD2抗体が標準治療できるようになったようです。ねねの時はまだ治験段階で、あれこれで治験参加を見送ったのでそこでもショックでした。もし、治験を行なっていたならばねねは助かっていたのだろうかと。たらればの話の中、自分の心の整理が行われずまた体調が崩れるのです。それも一瞬で。持ち上がるのはとても時間がかかるというのに。

 

 

そして夫なのですが、あのあともっと体も心も壊してずっと周囲のせいにしていました。自分は悪くないと言っていました。私のせいの原因や、カサンドラ症候群だとしたら大変申し訳ないと思います。そこで、この契約から解放させることにしました。離婚です。夫は家を出ていきました。下の子には姉も父もいなくなって本当に申し訳ないです。

 

ねねが亡くなって、コロナがきて、離婚して、ここまできました。私はこれから一人で一人の人間を知識をつけさせ、最低限の教育を受けさせ、そして社会に羽ばたいて自立させなくてはなりません。それは未就学児の彼女にもうこんなに犠牲を払ってしまったせめてもの償いです。離婚してすぐライフプランを洗い直し、大学卒業までのライフプランを1から作り直し、断捨離をして生活を見直しました。現在は収入ー貯蓄=生活費を見直したところです。結構時間がかかりました。シングルマザーの風当たりは強いので負けないようにしなくてはなりません。見栄を張らず、出費を抑え、きっちり収支管理をして、生活の軸を3年がかりで少し安定してきたところです。

 

結局、自分と向き合えずに家族を壊しました。自分も壊れていました。

これからは自分は人生の脇役になり、子供を一人前に社会に出して自立させることを目的とします。でも過度の期待はご法度です。いつ何時何があるかもわからないので、今あることを大切にいきていくつもりです。

あとはできたらゆっくりと自分の心と体をいたわっていきたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。