旅立ちの朝 #43★★雅紀★★俺は葵のもとへ走り寄った。俺「どうしたの!?」理由は分かっていた。でも俺にはこう聞くしか出来なかった。涙で何もいえない葵を俺は近くのベンチに座らせた。俺「葵、悲しくて泣いてるの?」葵(コクン) うなずいた。俺「葵は悲しいんだ~。でも俺は悲しくないよ。」強がりだった。でもたぶん、葵の悲しいと俺の悲しいはちょっと違うと思ったから。俺は葵が気づいていないそれを言うことにした。
旅立ちの朝 #42★★雅紀★★俺「あのペンギン、めっちゃかわいくない!?」葵との動物園は、本当に楽しかった。でも、ぱっと葵を見ると、寂しそうな顔をしている。精一杯笑いをとると、葵は笑ってくれる。でもその笑顔は偽物だ。俺だって心の片隅にはこれが最後なんだな~って寂しい気持ちになるけど最後だからこそ、いっぱい笑って楽しみたかった。閉園30分前、きれいな夕焼け空だった。俺「きれいな夕焼けだね!」そう言おうとして振り返ると葵の目からは涙が溢れていた。
旅立ちの朝 *42☆☆葵☆☆私「見てみて!あのパンダ!かわいい~(>_<)」雅紀との動物園は、本当に楽しかった。動物みるのも、雅紀と一緒にいるのも…。でも、心の片隅にはこれが最後なんだな~って、そう思うと悲しくて、本当に泣きそうになる。雅紀の笑顔に、必死に涙をこらえて笑顔でかえす。でもやっぱり辛くて…。閉園30分前、きれいな夕焼けで眩しい雅紀に私の目からは涙が流れた。
旅立ちの朝 #41★★雅紀★★それからは、2人で順番に2人の思い出を語った。初めて話す、俺の気持ち。初めて知った、葵の気持ち。やっぱり離れるのは寂しかった。俺「じゃぁ、動物園いく?」最後のデートは動物園と決めていた。俺も葵も大好きな動物園。
旅立ちの朝 *#40☆☆★★12時まで勉強した。俺「俺、葵のこと、高一のときから好きだった。だから、一緒のクラスになれて本気で嬉しかった。」私「私も。私も高一の頃から雅紀のこと、好きだった。」俺「一緒のクラスになれて席も前後になれて、まじ嬉しかった。」私「私も。最初、緊張してたけど雅紀が話しかけてくれて嬉しかった。」俺「中間テストの勉強、一緒にしたとき、あんまり距離近いから、緊張して心臓ヤバか った。」私「私も。心臓のドキドキ、バレてないか、心配だった。」