最近読んでいた本の中で、面白い記事を見つけたので感想をシェアします!
難しくもあり、面白くもある話。
人の行動には、無意識からくる「思考パターン」があるそう。
この思考パターンを自分がしていることに気がつかない(無意識からくるので)から
同じような出来事が何度も繰り返されると言っています。
思考を元に行動があるので、無意識からの「行動パターン」があるとも言えますね。
何か思い当たりませんか? 自分の「思考、行動パターン」。
「彼氏が変わってもいつも同じパターンで別れる。」
「どの上司になっても、「上司」という人には同じ態度を取ってしまう。」
「嫌いだわと思ったことを、違う角度で見ようとせず ”離れていく” ことを
選ぶから、何もやり遂げたことがない。」などなど。
状況が変わっても、同じ結果がくりかえされる時、
それはこの無意識の「思考、行動パターン」のせいだそう。
なるほど〜!と納得。
早速、自分の行動パターンを探ってみました。
たくさんありますが、自分にとって深く占めているものがこれ。。。
母との関係。。。
私の母は、世間体が全ての人。他人からどう見られるかだけで生きてる人です。
他人軸100%(言い過ぎかな。。)の人で、「自分」がない人です。
子供の私は、もう大変。常識離れなことをするとよく叱られました。
「あんたを外に出すのは恥ずかしい」なんて良く言われてものです。
世間体通りに生きられない私は、自分を「普通じゃないダメな子」と
思うようになったのです。
「普通になれない私は、ダメなんだ」って思い込み始めたのです。
今なら、この思い込みってなんて馬鹿な思い込みだろうってわかりますが、
小さい頃の私、いやいや、大人になってからもずっとこの思い込みのせいで
「人と違う自分」を受け入れられず、
「どうして普通になれないんだろう」って悩んでたんですよ。
「他人と違って当たり前」なのに、同じでない自分を責めている。 滑稽
でも、当時の私は、真剣に悩んでいたのです。。。
でも、この悩みのおかげで、心について学び、心の仕組み、宇宙の仕組みがだんだんと
わかってくるようになり、楽に生きていけるようになってきました。
私が苦しんだ分、誰かの心を軽くするお手伝いができたらなと感じています。
そして、そんな「普通でない私」は、「常識」とか「世間体」というものが大嫌いになり、
「ルール」というものに少しでも触れると、毛嫌いし、反抗心が湧き上がり、
(この反抗心は母に向かってるもの。)絶対にルールに従わない子になりました。
今でも、もちろん迷惑はかからないように生きていますが、
「ルール」は無視する傾向が高いです。
これが無意識に築きあげてきた、私の思考、行動パターン。
私にとっては、この「ルールに従いたくない!」という無意識の思考パターンが、
(もう気が付いたので、無意識ではなくなりましたが 。。)
すべての行動基準になっています。
でも、このおかげで、なんでも自分で考えて自分が正しいと思った事をして、
周りに流されず、ちゃんと「自分軸」を持った人になる事が出来ました。
母は「他人軸」で生きている自分が、無意識にも苦しいって感じていたのかもしれません。
いつも私には「強くなって欲しい」と言っていたんです。
「他人軸」で生きていた母に育てられたおかげで、辛いことがたくさんありましたが、
「自分軸」をきちんと持てる人に成長もできたんですね!
やっぱり、何事にも良い面と悪い面があります。
思考、行動パターンは、子供の頃の親との関係性から
つくられるものだそう。
子供って家族との時間が蜜ですよね? 特に小さい子は、母親とだけ過ごしていることも多い。
「三つ子の魂百まで」ってよく言うもの。
「3歳ごろまでに受けた教育によって形成された性質・性格は、
100歳になっても根底は変わらない」という意味。
きっかり「3歳」とわけではなく、幼児期という意味だそうです。
これ、「チャクラ」との関係もあるんですよ!
シュタイナー教育で有名な、ルドルフ・シュタイナーは、
年齢とチャクラの関係を見つけました。
0歳〜7歳までは、第1チャクラに対応、
7歳〜14歳までは、第2チャクラに対応、、、、というように
人生のステージを7年ごとに区切り、各7年をチャクラのテーマと結びつけました。
第1チャクラのテーマは「基礎、土台」。
つまり、0歳〜7歳までは、自己の基礎、土台を育てる期間。
この間に受けた教育やしつけが今後の人生の基礎となり、これを元に
こうするべきだ、これは変、良い、悪い、好き、嫌い。。。と判断していくそう。
これも、聞いた時は
「すご〜!!! 納得。 7歳までの子育てってめっちゃくっちゃ大切!」と
強く心に感じたのでした。
日本という国に生まれて、日本の文化をもとに育てられた私たちは、
日本人としての常識がインプットされ、それをもとに出来事を判断していきます。
もし、日本人の両親を持って生まれても、違う国に生まれて育ち違う国の教育を受けたら
国籍は日本でも中身はその国の人になる可能性が高いです。
そう考えると、不思議。
だって、何をインプットされたかによって、人格や性格が形成されるのですから。。。。。
ある意味怖さも感じます。
生まれたての赤ちゃんは、まだ、頭の中がまっさら。
そこに、ある狭い範囲でのルールを植えつけていくのです。
Aという国に生まれたら、人格もAになり、 B国に生まれたら、人格もBになる。
よ〜く、よ〜く考えてみると、これは本当は「本当の私」じゃなくて
「作られた私」って気がしませんか? 「本当の私」は、まだ頭がまっさらの私。
今ある私の中の、「思い込み」は後からインストールされたもので、違うものが
インストールされる可能性もあったかもしれない。
私たちは、この「作られた私」を、自分だって思ってるわけです。
でも、本当の私は、別のところにある。
ヨーガを始めてから、「自己探求」に心が向き、それ系の本を読んだり、
聞いたりする時間が増えました。
" Who Am I ? "は、ヨーガ哲学? ヴェーダンタ?? ヒンドュイズム?
こんな話題に興味がある人、つながれたら嬉しいです!
シンガポール 日本人向けヨガ講師 SAORI
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