デザインは引き算から | Smile Elims

デザインは引き算から

昨日、仲良くさせて頂いている多田祐子先生の

「整理整頓をしながらセンスを磨こう」講座に

出席して来ました。

多田さんは以前ワタシのブログでもご紹介した

素敵な葉山のお料理教室を設計された建築家の先生です。



ワタシは何でも勢いでやるタイプなので

『持続』が苦手ですダウン


友人が明日遊びにくる!

クリスマスのイベントだ!


って言うと俄然に張り切って部屋を掃除し

小物の配置も微に要り細に入りこだわるのですが

それもイベントが終わった途端に日に日に散らかり始め

どうにもならなくなったものを、まとめて秘密の小部屋に押し込む状態。

ディスプレイデザイナーのような感覚で

その日だけがゴールでそれが終わったあとは

生活しながら日常を保つ、と言うことが苦手なんですね。


そこでこの『整頓』というキーワードがアンテナに引っ掛かり

顔を出してみました。



『デザインは引き算だ』

とおっしゃっていたコトバがとても耳に残りました。

以前テーブルコーディネートの展示を見に行った時

ワタシも同じことを感じました。

黒柳徹子さんのように沢山のものを集めてイメージを作った部屋よりも

出来るだけ最小限のもので空間を構成しているコーディネートの方に

力量を感じたからです。

だからこそ、整理整頓の力が大切だ、とおっしゃったコトバに

至極納得してしまいました。


ワークショップのなかで3人のチームになり

3枚の色画用紙の上に置かれたいろんなものを

3つのグループに分けるというセッションがありました。

これが面白いことにそれぞれ人によって全くくくりが違うんです。

ひとり一人が片付けようとした時に分類が違う、ってことは

片付け方も人それぞれ、と言うことなんですね。


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そうなんです、だからたまにダンナさんが気を利かせて

部屋を掃除してくれたあと

『どうしてこれがこの棚にあるんだろう』

『どうして菓子皿の中にヘアクリップが入ってるんだろう』

ってふうに、ワタシだったら一緒にしないものが

まとめられていたりする、そういう片付けの分類の仕方が

人それぞれだということに気づかされ、それはとても大きな気づきでした。


大掃除、中掃除、小掃除、内容によってボリュームを変えて

1年にやるべき掃除も、ちゃんと家族全員が参加して

それぞれの行動導線と分類の違いを意識し理解しあって

物の住所を決めることが大切なことなんだ、と思いました。

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講座前に事前にブログ用にお写真の許可も頂いてたんですが

ヤッパリ講座を受けながら席を立って写真を撮る訳にもいかず

3枚程しか取れませんでした。

「写真に撮られるんだったらもっときれいにして来たのに~ぃ」

とおっしゃっていた多田さんは小柄でとってもキュート。

正面からの写真を撮るのがちょっと気恥ずかしくて(プロカメラマンでもあるまいし)

横顔をパチリ、させて頂きました好


また来月第2弾もお邪魔します。

その時はそのまま飲み会へと流れ込むのでしょうかねぇ~( ´艸`)。

それもとっても楽しみにしていますドキドキ