GWも終わり、通常運行が始まりました。
ホッとしています。
GWのはじめに、
キャプテンのランドセルから見慣れぬペンケースが出てきたことから
心配症のわたくしはずっと気になることを抱えながら過ごしたのです。
聞くとこんなストーリーでした。
仲良しの男の子(Mくんとします)が、新しい筆箱を持ってきていた。
ちなみにこのMくんは「正義の人」です。キャプテンが1年生の時に、てーくんと1年間ずっとバトルを繰り広げていたのですが、Mくんは常に「誰が良い、悪い」ではなく、「正しいこと」を支持してスマートに間に入ることができる、非常に頭の良い少年です。もしもクラスにMくんがいなかったら、キャプテンは1年生で不登校を極めたかもしれなかった、そんな存在です。
そんなMくんと今年も同じクラスで仲良くしてるんだけど、ある日彼の筆箱が新しくなっていたと。
2人は、そのことについてひとしきり話をし、
「前の筆箱はどうしたの?」
「使ってないけど家に置いてるよ」
「え、じゃあちょうだい!」
「いいよー」
と、とんとんと話が進んだそうで。
その、譲ってもらった筆箱が、GWが始まるという日にランドセルから出てきたのでした!
どうしますか???
Mくんのお母さんにメッセージしなきゃ。
え、でもそれってごめんなさい?ありがとう?なんてお伝えするの???!!!
そのまま、
びっくりしちゃいました!すみません、か??
学校のルールからすると、なしよね。
先生方目線だと、これってトラブルのもとになる可能性がありますし、やめて欲しいですよね。
クラスメイトA
「えっっ?!なんでMくんの筆箱をキャプテンが使ってるの?」
クラスメイトB
「Mくん、私にもなんかちょうだい!!」
クラスメイトC
「みんなー!!集まってー!!
Mくんが筆箱くれるってー!!」
その他大勢のクラスメイト
「わーーーい!!」
Mくん
「…はじめは、ぼく、なにげなくキャプテンくんにあげただけだったんです」
みたいな。
(妄想)
いや、本人たちはどうなのか。
そもそも「使わなくなったけど家に置いてる」ってことは、Mくんにとって大切なものだから捨てずに置いているのではないのかい?
「じゃ、ちょーだい!」
の勢いに押されてあげなきゃいけなくなったのではないのですか???
いやいや
そもそものそもそも
「じゃ、ちょーだい!」
って、言えるのね?!
それは、良いことにもみえるけど…
それとも、良いを通り越して図々しいとか
非常識の域までいつてますか…?
そういえば4月14日の数検の帰りに立ち寄った文房具店で、
「あ、これMくんのと似てる!!ぼくも新しくするならこの横型ファスナータイプがいいなあ。あ、これだこれだ!」
と、言っていたなーと思い出しました。
そして、
「これだけは欲しい!というときには
ちゃんと言うんですよ!!」
と、教育していたことも確かです。。。
(これはなんでも友達にゆずるくせがあるので、
将来、行きたい学校の推薦枠だったり、結婚したい相手は、自己完結で後ずさることなく、どんなにライバルがいい奴でも真っ向勝負して行けって意味で言ったんですけど💦)
大好きな友達が使っていた筆箱で
意思表示が発揮された模様。
「これってSDGSだな!と思って!」
と言っております。
「いや、きっとこんなに綺麗に使ってきてるものだから、大切なものなんだよ。お返ししよう」
そんな方向ではなしをしていたら
パパがまた違う切り口で入ってきます。
「男の子ってそうじゃないよ、ママ。
自分がこれから必要なものは、絶対人には譲らない。だから譲っていいと思ったからくれたんだよ。見てごらん。名前のところをキレイに消してくれてる。どうぞってことだ。ぼくはもらってキャプテンがまた大事に使えばいいと思うよ」
えー、こわいこわい。
立場が違うだけでこんなに見解が違う〜
私の心配症の限界を超えちゃうんだよねぇ。
そんなタイミングで
信頼のおけるまた別のお母さんにお会いする機会がありまして、聞いてみたのです。
「そうですね。まずMくんのお母さんはご存知なのか、というところですかね〜。」
ありがとうございます。
そうだわ。
わたしたちはなぜドキドキしているのか。
それって学校のルールとか
世間体だのなんだのではなく、
「Mくんという大切なお友達を
失いたくないのです」
そうだ!
これだ!
これが答えなのよ
お母さんと連絡を取り合って、
やりとりがよくわかり、
やっぱりMくんのお母さんも素敵な方だということがよくわかって、
私が無駄に心配症であることも再確認して、
解決したのでした
長い長いGWでした。